そうした中で、GMOが「プリ小説 byGMO」のユーザーを対象に「動画撮影」に関する調査を実施。女子中高生のみに絞った結果を公開している。
それによると、ふだんからどのくらいの頻度でスマホによる動画を撮影しているかの問いに、女子中学生は「月に2、3回」が24.8%、女子高校生は「数カ月に1回」が26.1%でもっとも多かったものの、「毎日」と回答した人が、女子中学生が21.3%、女子高校生が17.2%と日常的な人も少なくないことがわかる。
では、何の動画を撮ることが多いのかとの問いには、いずれも「趣味」や「旅行の記録」を抑えて「推しに関するもの」が6割超えのダントツ。推し活の一環として動画撮影しているケースが多いようだ。
撮影した動画をSNSに投稿したことはあるかとの問いには、「ある」と回答したのが女子中学生は33.9%、女子高校生は48.5%と年代によって差が開いた。
また、投稿先のSNSについては、女子中学生は「LINE」で57.3%、女子高校生は「Instagram」で69.2%となっており、女子中学生は友人・身内で楽しみ、女子高校生は世の中へ発信したいという気持ちが強いことが伺える。
動画を投稿する目的は何かとの問いには、女子中学生は「暇つぶし」で60.5%、女子高校生が「自分のための記録として残しておきたい」が60.0%でもっとも多く、「いいね」などの承認欲求も比較的高めとなっている。
同じ10代でも、中学生と高校生では意識の違いがわかる結果となった今回の調査。ただ「推し活」の一貫として動画撮影するというのは共通の目的となっており、自分自身の満足感を高めるための手段となっているようだ。
出典:GMO「動画撮影に関する調査」より