食&酒

2023.12.09

「たまご」を安く買う知恵 あえて高級品を買うという選択肢も

プレスリリースより

たまごが高い。たまご大好きの日本人には大打撃だ。だが、たまごを安く買う知恵がある。買い物データ収集事業などを展開するリサーチ・アンド・イノベーションは、消費動向から解明したたまごの賢い買い方を紹介している。

農水省の報告では、ニワトリの餌は9割近くを輸入に頼っている。そのため飼料価格の高騰により、去年から今年にかけてたまごがドンと高くなった。そこに鳥インフルエンザが追い打ちをかけた。たまごの価格は当分下がりそうにない。しかし、ちょっと意識を変えるだけで、たまごを安く買う方法がわかる。

ドラッグストアに注目
日配品を扱う大きなドラッグストアは、たまごが比較的安い。今年の3月から6月にかけて、一部のドラッグストアではスーパーに比べて最大で80円も安くなっていた。それは極端な例としても、ドラッグストアはスーパーよりも平均して安く売られている傾向があるので注目だ。

スーパーの特売を狙う
スーパーによって、一定金額以上を購入するとたまごが安くなるところや、特定の曜日にたまごが安くなるところがある。客足が遠のく火曜日に特売をするスーパーでは、10円程度安くなることもあるという。

ところで、このところ高級たまごの売れ行きがいい。養鶏方法や飼料にこだわっていたり、栄養成分を強化した「特殊卵」と呼ばれるものだ。昨年11月ごろから、普通卵の売れ行きが低下し始めるのに合わせて、特殊卵の売れ行きが上がった。リサーチ・アンド・イノベーションが運営する家計簿アプリ「CODE」にはこんな口コミが寄せられた。

「今まで買っていた卵が高くなり、値段もあまり変わらないので購入してみましたが、美味しかったです」
「すべてのたまごが300円台で高いので、こちらのたまごも数十円しか変わらないので購入。黄身がオレンジで味もしっかり美味しく、こちらのたまごにお世話になろうかと思います」

特殊卵には、平飼いなどのアニマルウェルフェアを重視したたまごが含まれるため、こうした消費者の意識の変化はうれしいことだ。ついでに「価格の優等生」を懸命に保ってきた生産者の苦悩に意識が向く機会にもなればいい。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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