映画

2023.12.06

『バービー』女優、『オッペンハイマー』からの公開日変更要請を拒否

Photo by Hannah Beier for the Washington Post

今夏、米国などで同時公開され「バーベンハイマー」として話題を呼んだ映画『バービー』と『オッペンハイマー』。いずれも今年最大級のヒットとなった両作が同日に公開される運びとなったのは、『バービー』で主演とプロデューサーを務めた女優マーゴット・ロビーが持っていた先見の明のたまものだったようだ。

米誌バラエティが5日公開した動画で、『オッペンハイマー』の主演俳優キリアン・マーフィと対談したロビーは、同作のプロデューサーであるチャールズ・ローヴェンから『バービー』の公開日変更を提案されたものの「私たちと対決するのが怖いなら、そちらが公開日をずらせばいい」として拒否したと説明した。

一方のローヴェンも譲らず「こちらは日程をずらすつもりはない。そちらがずらす方がよいと思う」と返したという。ローヴェンとロビーは過去に、『スーサイド・スクワッド』でタッグを組んでいた。

バラエティ誌によると、2023年7月21日の公開日を最初に押さえたのは『オッペンハイマー』の方だった。ワーナー・ブラザースが『バービー』の公開を同じ日に設定したことは、業界内で話題を呼んだという。というのも、『オッペンハイマー』はクリストファー・ノーラン監督にとって、それまで20年にわたり協働してきたワーナー・ブラザースと袂をわかった後で初の監督作品だったからだ。

だがロビーは、両作が「とても良い組み合わせ」となると考え、公開日の変更に応じなかったと語っている。両作は最終的に「バーベンハイマー」現象を巻き起こし、ノーラン監督のダークでドラマチックな『オッペンハイマー』と、グレタ・ガーウィグ監督のピンク色にあふれた『バービー』を同じ日に観ようと、多くの人々が劇場に足を運んだ。

フォーブスはローヴェンの広報担当者にコメントを求めたが、今のところ返答はない。

映画の興行成績を集計するウェブサイト「ボックス・オフィス・モジョ」によると、『バービー』と『オッペンハイマー』の世界興行収入は合わせて23億9000万ドル(約3500億円)に上る。北米興収は『バービー』が今年公開の映画で最高となる6億3600万ドル(約930億円)を記録。『オッペンハイマー』は3億2540万ドル(約580億円)で5位につけている。

forbes.com 原文

翻訳・編集=遠藤宗生

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