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2023.12.30 09:30

伊豆下田の別荘ライフを楽しむ。2代目社長たちの意外な関係

(左)ワールド・モード・ホールディングス代表取締役の加福真介&(右)ワグ代表取締役の伊藤壮一郎

「男の契り会」を経てファミリーとして交流中。幼少期から通う下田は文化度が高い街です。

伊藤壮一郎(ワグ代表取締役):デザイナーだった経歴をもつ母の伊藤美恵が1985年に設立したPR会社がワグです。かつて営んでいたブティックには、多くのアーティストが集っていたと聞きます。私自身は、ブランドのデザイナーやディレクターを経て、ワグを継ぎました。現在は、外部ブランドのPRコンサルティングやブランドビジネス、ストア運営などに注力しています。ワグのスタッフは30人ほどですが、加福さんの会社は登録者を含めグループで約1万人と規模も大きい。立ち止まることなく、常に前進し続ける姿に刺激を受けています。
高台にある伊藤の別荘のテラスからは、海から昇る朝日を見ることができるという。

高台にある伊藤の別荘のテラスからは、海から昇る朝日を見ることができるという。

加福さんとは、家族ぐるみのお付き合い。私と加福さん、そして父と叔父(故・高橋幸宏)の4人で「男の契り会」を結成し、それを経て、下田だけでなく都内でも、定期的にお酒を飲みに行ったりしています。下田には両親と叔父の別荘があったため、子どものころから通っていました。昔も今も作家やアーティストの方々が多く訪れる、文化度が高い面白いエリアなんです。叔父の希望で加福さんに「海辺の荘」を受け継いでもらいました。年に2回は同時期に滞在し、別荘を行き来して遊んでいます。子どもみたいにゲームに熱中する加福さんはとってもチャーミングなんですよ(笑)。
いとう・そういちろう◎1977年、東京都生まれ。高校を卒業後、ロンドンに留学。大学在学中に服づくりを開始。2001年にブランド「soe(ソーイ)」を立ち上げる。18年にデザイナーを退任し、ワグ取締役に就任、21年同社代表取締役に就任した。

いとう・そういちろう◎1977年、東京都生まれ。高校を卒業後、ロンドンに留学。大学在学中に服づくりを開始。2001年にブランド「soe(ソーイ)」を立ち上げる。18年にデザイナーを退任し、ワグ取締役に就任、21年同社代表取締役に就任した。


「エグゼクティブ異種交遊録」は、能動的に出会いを求めるアクティブな経営者たちを繋ぐ「場」と「機会」を提供するコミュニティ、Forbes JAPAN SALONの会員をつなぐ連載です。

文=松下久美 写真=若原瑞昌 撮影協力=OPEN BOOK 破(新宿御苑)

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