「男の契り会」を経てファミリーとして交流中。幼少期から通う下田は文化度が高い街です。
伊藤壮一郎(ワグ代表取締役):デザイナーだった経歴をもつ母の伊藤美恵が1985年に設立したPR会社がワグです。かつて営んでいたブティックには、多くのアーティストが集っていたと聞きます。私自身は、ブランドのデザイナーやディレクターを経て、ワグを継ぎました。現在は、外部ブランドのPRコンサルティングやブランドビジネス、ストア運営などに注力しています。ワグのスタッフは30人ほどですが、加福さんの会社は登録者を含めグループで約1万人と規模も大きい。立ち止まることなく、常に前進し続ける姿に刺激を受けています。加福さんとは、家族ぐるみのお付き合い。私と加福さん、そして父と叔父(故・高橋幸宏)の4人で「男の契り会」を結成し、それを経て、下田だけでなく都内でも、定期的にお酒を飲みに行ったりしています。下田には両親と叔父の別荘があったため、子どものころから通っていました。昔も今も作家やアーティストの方々が多く訪れる、文化度が高い面白いエリアなんです。叔父の希望で加福さんに「海辺の荘」を受け継いでもらいました。年に2回は同時期に滞在し、別荘を行き来して遊んでいます。子どもみたいにゲームに熱中する加福さんはとってもチャーミングなんですよ(笑)。
「エグゼクティブ異種交遊録」は、能動的に出会いを求めるアクティブな経営者たちを繋ぐ「場」と「機会」を提供するコミュニティ、Forbes JAPAN SALONの会員をつなぐ連載です。