いま、この星に生きる私たち一人ひとりが、たとえ「ちいさく」ても、できることを「ちょっとずつ」実行することが、求められている。
「sdgs_media_japan」では、個人的で身近なSDGsを伝え、広めるために「いっしょに学ぼうSDGs!」と題し、発信力の高い俳優やタレントを、毎月一人ずつ紹介。日常生活のなか「自分たちの未来に共感」できるような、「ちいさくて」「ちょっとした」SDGsアクションを伝えている。
「SDGsという単語だけを聞くと、具体的に、どういうことなのかわからないっていう人もたくさんいると思うんですけど。意外と、身近なところで、その取り組みは行われているんですよね」
SDGsの印象について問われた俳優は、こう言って晴れやかな笑みを浮かべてみせた。
伊原六花、24歳。大阪府出身。幼少期からバレエ、子どもミュージカルと、体を使った表現に取り組んできた。府立登美丘高校時代はダンス部のキャプテンを務め、数々の大会で優勝。とくに2017年8月の「日本高校ダンス部選手権」で披露した「バブリーダンス」はさまざまなメディアに取り上げられるなど注目を集めた。
翌18年、『チア☆ダン』で女優デビュー。以後、映画、ドラマ、舞台と数々の話題作に出演を続ける。現在、放送中の火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』では、主要登場人物の1人「桂山キイナ」を好演している。
「主演の広瀬アリスさん演じる白玉佐弥子が、30歳になってから、建築家の夢を諦めきれず、もう一回大学生になって勉強する、2度目のアオハルを描くドラマです。青春の部分もあり、コメディ部分もあり、ラブもあり……盛りだくさんな作品。
私が演じる桂山キイナは、今まで私が演じたことがないような女性。一緒にシェアハウスをしている建築学生のメンバーの中でも一番年上で、お姉さんな部分もあり、自分の芯を持って生きてきている。自己主張が強いっていうか。ちょっと小悪魔的な要素もある女の子です」
火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』の撮影現場は、和気藹々とした雰囲気。その空気を作り出しているのは、主演の広瀬アリスだという。
「アリスさんって、こんなに人と分け隔てなく、なんの壁も感じさせず接してくれて、そんな方ってなかなかいないって思うぐらい、すごいフレンドリーなんです。シェアハウスのメンバーは同年代ですけど。アリスさんだけが少し大人な女性。そのアリスさんのキャラクターのおかげで、みんな緊張もせず、自由にお芝居できる環境ができていると思います」