資本金10万円から始まった上場ストーリー
創業から7年弱で東証マザーズに上場を果たし、現在時価総額約400億にまで成長を遂げている株式会社TWOSTONE&Sons。その始まりは資本金10万円からスタートした学生起業だ。創業者は株式会社TWOSTONE&Sons CEO 河端保志氏とCOO 高原克弥氏。彼らの関係性はまるで地球と月のようだ。互いの強い重力が干渉し合い、地球と月はパートナーのような関係性を長年保っている。同社のオフィスには、その仲間たちという意味を込めて、会議室一つ一つに惑星の名前が付けられている。共同創業者の河端氏と高原氏も、彼らの強い意志が互いを引きつけ、地球と月のような関係であり続けるのだ。
そんな二人の出会いはプログラミング。彼らがプログラミングと出会ったのは小学生の時だ。インターネットの黎明期に生まれ、幼少期から遊びの延長でゲームを制作していた高原氏。そして、インターネットサイトに関心を持ち、小学生の時からサイト制作を行っていた河端氏。幼少期からプログラミング経験を持つ共通点を持った二人は、それぞれが大学院生・大学生の時に出会い意気投合した。こうして二人は資本金10万円をもとに、渋谷の小さな雑居ビルから学生起業家としての挑戦を始める。