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マーケット、ミレニアル世代、マネー担当。

Photo by Eric Thayer/Getty Images



オンライン証券大手のTD Ameritrade Holdingによると、6月のIMX(投資家行動指数)が前月の4.91から5.32に上昇した。個人投資家が運用資産のボラティリティを上げたのは二ヶ月連続となる。IMXの対前月の上げ幅としては、Ameritradeがトラッキングを始めた2012年12月以来、二番目に大きいものだ。IMXとはAmeritradeの顧客の運用資産を、S&P 500と比較した時のボラティリティの大きさを図る指数のこと。6月のIMXの上昇は、個人投資家がS&P500よりもリスクの高いポートフォリオに組み替えたことを意味する。

TD AmeritradeのチーフストラテジストであるJJ Kinahanは、S&P 500が5月初旬以来、2,070ポイントから2,130ポイントという狭いレンジで推移していることを挙げ、「個人投資家は、まだ相場が上昇すると見ており、良い投資機会を探している」と分析する。「ここ二年ほどは、市場でパニックが起きる度に、株に投資することはプラスに働いてきた」とKinahanは話す。

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市場全体がFRBによる利上げの動きや、ギリシャ情勢を見極めようとし、値動きが比較的静かな中にあっても、個人投資家は買い越している。彼らは、人気銘柄で値下がりしたもの買い、逆に値上がりしたものを売っている。買い越しが最も多かった銘柄には、AppleとTwitterが含まれている。両銘柄とも、6月に株価を下げている。一方で、個人投資家が売り越したのはFacebook株だ。アナリストが同株の投資判断を上げたことで値上がりしたためだ。

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Appleの株価は、6月初めに$130.28だったが、月中は$124から$127のレンジで推移した。Kinahanは、この価格帯でApple株を買う投資家は多く、最終的には$125.43で6月を終えた。一方、Twitter株は、$35以下で買い優勢となることが多く、6月中旬と後半に大商いがあった。

先月、Twitterにとって大きなニュースがあった。Dick CostoloがCEOの座を降り、創業者のJack Dorseyが一時的にCEOに復帰したことだ。Kinahanは、個人投資家はこの局面を大きな変革期とは捉えず、様子見と判断したと分析している。

一方、Appleの株価低迷の要因は何だろうか? Kinahanは「Apple Watchによる二日酔い」と表現し、「Appleはこれまでも期待値が先行することが多かった」と話す。つまり、機関投資家は早くも次の新製品を求めているということだ。しかし、一般投資家は長期的な観点でAppleの実力を信じており、Apple株を買う好機を求めている。

文=サマンサ・シャーフ(Forbes)/ 翻訳編集=上田裕資

 

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