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2023.12.04 07:15

スマホ禁止は2,3日で限界が半数 世代には関係なしか

現代社会において、スマートフォン(スマホ)にかなり依存した生活をしている。連絡や情報の入手、ゲームをプレイというだけでなく、店舗や交通機関などでの支払い、飛行機やコンサートのチケット、撮影などあらゆる場所でスマホが必要な機会が多く、スマホがなければ話にならない人も多いだろう。

そんなスマホが「使えなくなったら? 」という調査を、スマホに関するメディア「スマートフォンPLUS」が男性400人を対象に行っている。

それによると、もしスマホが使用できなくなったら何日ぐらい耐えられるかとの問いに、30代以下で35%の人が「1日も耐えられない」とし、どの世代も半数以上の人が2~3日が限界と回答している。一方、50代では41%が「使用できなくても問題ない」とどの世代よりも多く、現代の生活を考えると意外と多いという印象だ。

続いて、無くしたら焦るものとの問いには、もっとも多いのがどの世代も「財布」で、スマホと家の鍵は同程度の割合だった。それでも30代以下は30%の人がスマホと回答しており、その理由としては、「知人や家族との連絡が取れなくなるから」「個人情報のすべてが盗まれる」などと、連絡できないのと個人情報を心配する声が多い。

また、実際にスマホをなくした経験があるかとの問いには、全世代で13.8%が「ある」と回答。そのとき何をしたたかとの問いには「立ち寄った場所をたどりながら探した」(30代)「自分のスマホへ電話した」(40代)「携帯会社へ連絡して止めてもらった」(50代)などの対応をする人とともに、「GPSで探す機能を使った」(40代)と、スマホの探す機能を活用してどこにあるのかを見つけようという人もいた。もっとも、それにはパソコンなど別のデバイスが必要なので、限られた人だけかもしれないが、普段からもしスマホを無くしたときどういう行動をすべきかを考えておくと、焦らずに済むかもしれない。

スマホが使用できない期間が1日でも無理という人は、やはり財布の代わりや生活のあらゆる面で滞るなどと考えている人が多く、ずっとスマホをいじっているという依存ではなく、生活に関わるすべてをスマホに集約しすぎているところにある。筆者もスマホでの支払いができないと逆に焦ることもしばしば。もっとも現金を銀行から下ろすのにATMが減ってきているのと、手数料がかかることもあり、スマホでの支払いに依存しがちだ。スマホにすべてを集約するつもりはないが、キャッシュレス社会へ移行している以上、スマホはなくてはならないものであり、使えなくなったら困るものの1つであることは間違いない。

出典:マートフォンPLUS「スマホが使えなくなったら?」調査より

文=飯島範久

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