ハリウッド・リポーターによると、10月中旬に公開されたこの映画の感謝祭の週末までの米国内の興収は1億7820万ドルで、海外の興収は7180万ドルに達している。
映画『THE ERAS TOUR』は現在、今年の世界の映画の興収ランキングで19位に入り、北米のランキングでは11位につけている。Box Office Mojoのデータによると、この映画の米国における興行収入は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の1億7200万ドルや、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の1億7400万ドルを上回っている。
この映画の米国内での興行収入は、同国のコンサート映画史上で最高額を記録しているが、世界では2009年に公開されたマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』の成績にまだ1000万ドルほどおよばない。
バラエティ誌によると、スウィフトはコンサート映画のチケット売上の約57%を手にする予定という。
フォーブスは、スウィフトが3月から8月にかけて56公演を行ったTHE ERAS TOURの最初の数カ月における売上高を3億500万ドルと推定している。
映画『THE ERAS TOUR』は10月のオープニング週末に9280万ドルの興行収入を上げ、米国内の興収で史上最高のコンサート映画になったとバラエティ誌は報じていた。約3時間におよぶこの映画は、ロサンゼルスのSoFiスタジアムでの公演の模様を収めている。モルガン・スタンレーによると、THE ERAS TOURの平均チケット価格は約253ドルで、第3四半期には米国経済に54億ドルをもたらす見通しという。
フォーブスはスウィフトの保有資産が6月以降に3億6000万ドル上昇し、11億ドルに達したと試算している。
(forbes.com 原文)