1950年、佐賀県鍋島町で創業した菓心まるいちは、若者の和菓子離れなどによる需要の低下を受けて「あんこの可能性を追求する」との事業テーマを掲げ、「従来の和菓子では提供できていなかった新たな価値」を模索していた。
そこへ、佐賀県を拠点に活躍するプロ車椅子テニスプレイヤーの大谷桃子選手から「あんこを海外遠征に持参したい」との打診があった。以前から一部のアスリートの間では和菓子が人気だったということだ。しかし、店頭販売している瓶詰めのあんこでは携帯しにくい。それをきっかけに、持ち運びやすく気軽に食べられて常温保存ができるあんこの開発が始まったということだ。
あんこは糖質がバナナの3倍、脂質は100グラムあたり0.3グラム。スポーツの試合前や、忙しくて食事がとれないときに、即座にエネルギーの補給ができる。容器は現代風のパウチパックだが、中身は厳選された小豆と砂糖だけで作られた老舗のあんこなので、安心して食べられる。
餡MMuは現在、クラウドファンディングのMAKUAKEで先行販売中。2024年2月末までの出荷を予定している。
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