『Starfield』の「プレイヤー数激減」を騒ぎ立てるべきではない理由

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インターネットきっての『Starfield』擁護派である私は本記事で、同作の人気が衰えているという最近の報道が的外れであることを指摘したい。この報道はゲーム情報サイト「GamingBolt」によるもので、『Starfield』が「プレイヤー数の激減」により「窮地」に陥っていると宣言する内容だ。

この記事はネット上で笑いの種となったが、同じような主張はこの1、2カ月の間、熱烈なPlayStationユーザーの間でも繰り返されていた。だが私に言わせれば、『Starfield』が実際には人々が思うよりもずっと成功している。とは言っても、ゲーム賞「The Game Awards」のノミネート数などではなく、プレイヤーの数に関して言えばの話だ(同賞については、正直ファンの私でさえ、ノミネートが1部門のみだったことにショックは受けなかった)。

『Starfield』のプレイヤー数が減っているという主張に対する主な反論はもちろん、同作はライブサービスゲームではないので、長期にわたって一定のプレイヤー数を維持する必要はないというものだ。しかしそれを抜きに考えても、同作はかなり健闘していると思う。特にXboxでは発売以来、最もプレイされているゲームのトップ10圏内を維持。発売から80日が過ぎた今でも、『ロケットリーグ』『オーバーウォッチ』『GTAオンライン』といった定番タイトルを抑えて10位につけている。

一方、PCゲームプラットフォームのSteamでのプレイヤー数は確かに下がっているが、これについては、同作がマイクロソフトのサブスクリプションサービス「PC Game Pass」でもリリースされたことを考慮する必要がある。Game Passを通じて同作を「無料」で入手したPCプレイヤーが一定数いるため、Steamのプレイヤー数が減ったと考えられるのだ。

他になされている比較としては、Steamでのプレイヤー数がベセスダの過去作『The Elder Scrolls V: Skyrim』に抜かれたというものがある。しかし、『Skyrim』は史上最高峰のRPGとみなされており、MODによる改造が最も活発に行われているタイトルでもある。
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翻訳・編集=遠藤宗生

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