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2023.12.06

“多様性のカタリスト” コーチ ジャパン プレジデントが語る 社員が輝く組織づくり

ダイバーシティー、インクルーシビティーをビジョンに描きつつも、実践できている企業はまだ少ないのではないだろうか。

そんな中、米ファッションラグジュアリーブランド「コーチ」、「ケイト・スペード ニューヨーク」、「スチュアート・ワイツマン」をグローバル展開するタペストリー・インクの日本法人タペストリー・ジャパンは、ダイバーシティーマネジメントを推進している。

コーチ ジャパン/アジア プレジデント兼最高経営責任者のエマヌエル・リュエラン(以下、エマヌエル)にその先駆的な施策を聞いた。



タペストリー・ジャパンは、企業戦略の大きな柱として「EI&D(Equity:公平性、Inclusivity:包括性、Diversity:多様性)」、そしてEVP(Employee Value Proposition:従業員価値提案)に「Difference Sparks Brilliance 多様性が輝きを生む」を掲げ、文字通りダイバーシティー経営に取り組んでいる。

外資系かつ女性社員が多く働いているという背景はあるが、実態としてオフィス職のマネジャークラス以上の役職の約6割以上を女性が占め、採用面では異業界・異業種からの転職者も比較的多い。さらに、ヴァイスプレジデント以上の役職者の年間ボーナスの10%は、「EI&D」への積極的な貢献が紐づいているという。

エマヌエルは「会社は多様性を尊重することを常に念頭に置くこと。そして性別、国籍、出身地、学歴、経験など、バックグラウンドに関係なく能力を発揮し、従業員一人ひとりが役職や立場に関係なく自分の意見を言える組織であることが重要です。そのような強い組織からイノベーションが生まれ、会社はさらに成長していけると信じています」と話す。

キャリアパスを支援する「ジョブ チャレンジ プログラム」と短期国内「ブランド留学」


従業員の働き方やキャリアパスにおいても多様性を重視すべく、同社では2年ほど前から「ジョブ チャレンジ プログラム」を本格スタートさせた。ストアスタッフが約3~4ヵ月の期間、オフィスのポジションで働くことができるというプログラムだ。ストア社員がオフィスポジジョンに応募するのは勇気がいることだが、ジョブチャレンジプログラムは、期間限定で元のストアに戻ることができるというプログラムだ。

応募したストア社員は、オフィス業務に一定期間チャレンジすることにより自身の強みや弱みを改めて認識し、それらを今後の業務に活かしたり、自身のキャリアパスを描くための成長加速につなげることができる。オフィスとストア間の壁を感じにくくさせる効果もある。

このプログラムについて「確かな手ごたえを感じています。ストアスタッフは視野を広げ、より多角的な視点で仕事に向き合えるようになり、それが自信にも繋がっているようです。その経験をストアに戻った際に共有することで、ストア全体としても成長していけます」とエマヌエルは話す。

最近では、名古屋のストアマネジャーがこのプログラムに参加し、クライアントディベロップメント部という顧客との関係構築や、顧客向けイベントなどを推進する部門で3ヵ月勤務。今では銀座の旗艦店のストアマネジャーとして着任し、同プログラムで得た知識を活かし活躍しているという。

ほかにも、同様の取り組みとして短期国内「ブランド留学」がある。例えば、「コーチ」のストアスタッフが期間限定で「ケイト・スペード ニューヨーク」のストアで働く(またその逆もあり)、というように同社内の別ブランドで働くことができる画期的なプログラムだ。ストアスタッフはブランドの世界観、客層、運営などの違いについて体感することで新しい発見や気づきを得て、自身とチームの成長へと繋げることができる。こういった取り組みは業界内でも珍しく、かなり先進的だ。


アジア各国で得たダイバーシティー観

エマヌエルは同じ部署で働き続けるのではなく、別部署に異動し新たなキャリアを築いていくことも積極的に推奨している。

「もちろん勇気や自信が必要なことですし、周囲のサポートも求められます。しかし、慣れた仕事内容や環境から離れ、新たな部署で新たな仕事に挑戦することは自分を飛躍的に成長させるチャンス。そのために、誰でも躊躇せずに手を挙げられるような環境づくり、意欲のある従業員に対してスキルの向上を手助けし、夢の実現に向けて充分なサポートを行えるような体制づくりを心がけています」

エマヌエルがここまで積極的に多様な働き方や組織づくりを進めるのは、自身の仕事経験に基づく部分も大きい。

「私自身、若い頃からグローバルコスメブランドにてマーケティング、ビジネスデベロップメント、コマーシャル部門などさまざまな部署を渡り歩いてきました。そのおかげで自分の得意分野を見つけることができましたし、ビジネスのサプライチェーン全体をとおしてあらゆる角度から物事を見ることができるようになり、仕事を進めていく上でも、キャリパスの面でもおおいに役立ったのです」

エマヌエルはフランス出身だが、これまで約20年にわたって祖国とは文化の大きく異なる日本、香港やシンガポールでキャリアを築き上げてきた。管轄したグローバルブランドは複数に及び、約7年前にはそれまで働いていたコスメ業界からファッション業界へ移ってきたという経歴がある。

「私にとって、ダイバーシティーは自然と身についたもの。それはアジア各国でのビジネス経験のみならず、そこに住み生活すること、そこを拠点とし人々と交流を持ったことで培った多角的な視点です。こうした価値観を得て、豊かな考え方ができるようになったのは私にとってかけがえのない財産です」

こうしたエマヌエル自身の中に根づいた確固たるダイバーシティー観は、多様性ある組織を形づくり、牽引する礎となっている。

新ブランド「コーチトピア」 Z世代と共創する

「EI&D」を啓蒙する活動として、タペストリーグループが2020年頃から順次、北米、欧州、APACに立ち上げた「インクルージョン・カウンシル」にも目を向けたい。APACインクルージョン・カウンシルは同地域で働くタペストリー従業員で構成されており、日本からは5名参加している(APAC全体で約25名)。

「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見や思い込み)」、「ワークライフインテグレーション」、「心理的安全性」などをテーマにパネルディスカッションが行われ、カウンシルメンバー以外の従業員も聞くことができるオープンな形式で実施されているという。「役職や立場に関係なく、一人ひとりが『EI&D』を意識し、実践していくための効果的な啓蒙活動です」とエマヌエルは話す。

こうしたタペストリーグループの企業理念、組織風土、制度や施策の数々は、言うまでもなくZ世代と親和性が高い。2023年、「コーチ」のサブブランドとして新しく誕生した「コーチトピア」は、それをまさに体現したかのようだ。

「『コーチトピア』の特徴は大きく2つ。ひとつは、サステナビリティーを追求したものづくり。そしてもうひとつはデザイン制作の段階から、Z世代の方々の意見を取り入れて商品開発を行っていることです。Z世代の環境活動家やデザイナー、ファッション愛好家などの方々とコミュニティー(『ベータ・コミュニティー』)を立ち上げ、グローバルに拡大中です」とエマヌエルは説明する。

新たな世界をZ世代と共創していく。それは、新時代を担う若い世代の価値観を吹き込むことで組織を活性化させ、会社を時代に対応させていく、とも言い換えられる。

「多様性を尊重する組織から、変化の激しい時代に対応する柔軟性や機敏性も生まれます。私は“多様性のカタリスト”として、今後も意図的に強いメッセージを発信し、多様性を重んじる会社づくりに注力していきます。これは必ず行い続けなければならない使命です」

コーチトピアについて詳しくはこちら





エマヌエル・リュエラン◎
コーチ ジャパン/アジア プレジデント兼最高経営責任者。フランス出身。2002年、グローバルコスメブランドに入社し、日本支社でキャリアをスタート。オペレーション部門やコマーシャル部門で経験を積む。その後、日本や香港を拠点に数社のコスメブランドの要職に就く。2016年にコーチ(現・タペストリー)に入社。東南アジアとオセアニア地域のジェネラルマネジャー、ヴァイスプレジデントを経て、2020年に現職へ就任。

promoted by タペストリー・ジャパン/text by Rie Suzuki/ photographs by Shunichi Oda/ edited by Tomoya Tanimura

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