各界で活躍する女性たちの人生の岐路を描く ジョルジオ アルマーニ「クロスロードプロジェクト」

ジョルジオ アルマーニの「クロスロード」シーズン3が公式サイトにて公開中だ。
ここに登場するのは、人生の岐路に立たされた時、失敗を恐れず、信念をもって挑戦を続けてきた6人の女性たち。2021年にスタートしたプロジェクトの第3回目となる今年、日本からは俳優のサヘル・ローズが参加した。


サヘルはイラン・イラク戦争下のイランで生まれ、4歳の時、家族を失った。7歳の時に出会ったのが、養母のフローラだ。この出会いが彼女のターニングポイントになった。血のつながりだけが家族ではないこと、困難を乗り越える力、愛することをフローラから学んだ。

近年では、サヘルは俳優の他にも舞台演出や映画監督など表現の幅を広げ、世界中の孤児院や難民キャンプでの支援活動を行い、2020年にはアメリカで人権活動家賞を受賞した。

今回のプロジェクトへの参加について、サヘルは自身のInstagramでこう語っている。

「きっとこのプロジェクトに参加することは、日本でがんばっている純外国人の子や生活が困窮している子、私のように孤児院で育ったこどもたちにとって、大きな意味がある。

次の世代にバトンを繋げるためのきっかけをいただけたのだと思っています。どういう状況下であっても、必ず誰かが見てくれている。今回の活動をそういった子どもたちが目にしたとき、そう感じてくれたら嬉しいです」



サヘルの他には現在、史上初のオープントランスジェンダーモデルでアクティビストのイネス・ラウ、イタリアの俳優 、ミリアム・レオーネ、シンガーソングライター、俳優、TV司会者としてマルチに活躍するリリー・アレンの物語が公開されている。

また、プロデューサー、慈善家としても知られる中国の俳優、ヤオ・チェンの物語が11月8日に、モデル、俳優、アクティビストのローレン・ワッサーの物語が11月15日(ともに日本時間21時)に、公開された。

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左から/ローレン・ワッサー、ミリアム・レオーネ、イネス・ラウ、ジョルジオ・アルマーニ、リリー・アレン、ヤオ・チェン、サヘル・ローズ

左から/ローレン・ワッサー、ミリアム・レオーネ、イネス・ラウ、ジョルジオ・アルマーニ、リリー・アレン、ヤオ・チェン、サヘル・ローズ

肩パットなどがついていない、ソフトに仕立てられた「アンコンストラクテッド・ジャケット」でファッション界に革命を起こして以来、虚飾を排した本質的なスタイル、エレガントかつモダンで洗練されたデザインを提案しつ続けきた、ジョルジオ アルマーニ。
 
男性用スーツのデザインを踏襲しながら、素材や仕立てのディテールにこだわり、働く女性のニーズにあったスーツスタイルを確立したパイオニアとしても、現代女性をサポートし続けてきた。

「クロスロード」に登場する女性たちの物語を通して、世界中の女性たちは、どのようにメッセージを受け取り、自身の力にすることができるだろうか。


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Text by Forbes JAPAN

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