音楽

2023.11.23

ローリング・ストーンズ、2024年に北米ツアー 18年ぶりの新作ひっさげ

ローリング・ストーンズ(Shutterstock.com)

英ロックバンド、ローリング・ストーンズは21日、2024年に北米ツアーを行うと発表した。60年以上にわたり活動を続ける同バンドは先月、18年ぶりとなる新作アルバムを発売したばかり。

「ハックニー・ダイアモンズ・ツアー」と呼ばれる来年のツアーは、4月28日に米国のヒューストンでスタートし、ラスベガス、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、カナダのバンクーバーを含む全16都市を回る。最終公演は7月17日に米サンフランシスコ・ベイエリアで開かれる予定だ。

公演では、過去のヒット曲や隠れた名曲、そして10月20日に発売した最新アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』からの楽曲を演奏するという。同作は、米国でリリースした25枚目のスタジオ・アルバムで、2005年の『ア・ビガー・バン』 以来のオリジナル曲を含むアルバムとなった。

バンド創設時のドラマー、チャーリー・ワッツは2021年に死去。ワッツは生前、今回のツアーで演奏するスティーヴ・ジョーダンを後任に指名していた。ワッツの死因に関する公式発表はないが、ギタリストのキース・リチャーズは2022年、CBSの取材に、ワッツががんであったことを明かしていた。


このツアーは、世界最大の高齢者団体とされるAARP(全米退職者協会)の後援で行われる。AARPは22日、今月29日から会員向けにチケットの先行予約を開始すると発表した。一般販売は12月1日から。

1962年に結成されたローリング・ストーンズは、ミック・ジャガーが今年80歳になり、リチャーズが来月80歳になる現在も活動を続けている。最後の米国公演2021年だった。最新アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』には、エルトン・ジョンやレディー・ガガ、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダーがゲストで参加している。


forbes.com 原文

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事