ステップ2 第2の認証方式を利用する
第2の認証方式をログイン手順に加えることは、Gmailアカウントの安全性を高めるための適切なステップだ。実際、最近私はフォーブス読者に対し、グーグルが「重大なセキュリティ通知(critical security alert)」システムを導入するに当たって、二要素認証(2FA)を有効にするようアドバイスした。新しいメールフィルターを作ったり、転送先アドレスを指定するときなど、グーグルが重要なアクションであると認識した場面の安全性を高めるためのシステムだ。
この通知システムは、機能が実行される前に2FAコードの入力を要求する。2番目の要素には、認証アプリが発行するコード、テキストメッセージ、音声通話、グーグルからのメッセージ、あるいはTitanなどのハードウェアセキュリティキーなどを利用できる。
ステップ3 セキュリティ診断を行なう
ステップ1と2は、頑強なGmailのセキュリティの基本となるものだが、Googleアカウント全体の安全性をさらに高めるために知っておくべきことがほかにもある。幸い、そのほぼすべてを最後のこのステップ3で行なうことができる。それがGoogleアカウントのセキュリティ診断だ。ここでは、最近のセキュリティ関連のアクティビティ、ログインと再設定、Gmailの重要な設定など、安全性を高めるためのステップがいくつか用意されている。Gmailのハッカーに対する保護対策を強化するためのワンストップショップのようなものだ。
(forbes.com 原文)