個人部門では、次世代に道を切り拓き、女性をエンパワメントする活躍をした5人のリーダーが受賞。
選考基準は、組織内において他の女性従業員のキャリア構築にポジティブな影響を与える存在、女性で初めて特定の役職に就いた人物、その活躍により女性の新たな生き方や価値観を世に広めた人物。企業の公式推薦および編集部推薦による111名の候補者から、最終的に5人が選ばれた。
個人部門
イニシアティブ賞:土谷美津子/イオン 執行役副社長、イオントップバリュ 代表取締役社長
インクルージョン賞:松岡陽子/パナソニック ホールディングス 執行役員 、Yohana CEO)
チェンジメーカー賞:星野朝子(日産自動車 執行役副社長)
パイオニア賞:桂 二葉(落語家)
HeForShe賞:益 一哉 (東京工業大学 学長)
(5人の受賞スピーチは
こちらで聞くことができます)
チェンジメーカー賞を受賞した星野朝子。日産自動車で、国内大手自動車8社で初めて女性で専務執行役員になり、2019年に副社長就任。自身の経験も踏まえ、経営戦略としてのダイバーシティ推進部署立ち上げなど、DEIを推進。
パイオニア賞を受賞した桂 二葉。 男性社会の落語界に飛び込み、男性視点でつくられてきた古典落語に挑んできた。2021年に「NHK新人落語大賞」を女性で初めて受賞するなど、新しい境地を開いた。
HeForShe賞を受賞した益 一哉。2018年に東京工業大学の学長に就任。24年4月入学の入試から総合型選抜・学校推薦型選抜に「女子枠」を導入することを発表するなど、理系女性を増やす施策を積極的に進めている。