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2023.11.30

「BCG X」という選択肢。デザイン視点から社会を見つめる

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グローバルで長年、大企業を支援してきたボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)。

BCGのクライアント企業から相談される課題はDX、開発、デザインなどの事業部ジャンルにすっきり収まるものばかりではない。そんな時代の変化を迎えてBCGには、データサイエンティスト、エンジニア、デザイナー、プロダクトマネジャー、アントレプレナーといった多様な専門家が幅広いクライアントの課題に向き合うためのチーム「BCG X」が存在する。

チームのなかでリードストラテジックデザイナーとして活躍しているのは、木村恵美理(以下、木村)だ。木村は、視覚伝達と物語構造を取り入れたデザインアプローチや、デザイン研究の領域から思想や方法論を実践の場に落とし込むことを得意とし、ビジネスを加速させるデザインの専門家である。

アートやデザインは何を伝え、人にどのようなインパクトを与えるのか

「最初からストラテジックデザイナーを目指していたわけではありません。ただ“私が楽しくなりそう”な道を選んできたら、いつの間にかここに辿り着いていました。そして、今面白いと思える仕事ができる環境があることが、BCG Xに私がいる理由です」 

木村は、武蔵野美術大学でアートやデザインの見方や理解の仕方、マネジメントなど、アート・デザインと社会を繋いでいくことを学んだ。ものを作るだけではなく、なぜそのコンセプトなのか、その表現にどのような意味があるのかを日々考えた。しかし具体的な表現技法についてカリキュラムで体系的に学ぶ機会はあまりなかったこともあり、それ自体は独学で学んだという。 

卒業後は手に職をつけられればと考えグラフィックデザイナーの道へ進む。しかしポスターやカタログ、会社案内などのパンフレット等狭義のデザインを繰り返すうちに、デザインの意味をより深く問い直すようになったという。

そこで彼女は社会人4年目のタイミングで、ロンドン芸術大学 セントラル・セント・マーチンズ校(大学院)への留学を決意、単身渡英する。

「イギリスでは、物語の構造をデザインに応用し、さまざまなデザインの対象物にアプローチすることを学びました。人々がどういう思いで、どのように生活しているのかをリサーチしたうえで、どのような介入が必要か、そのデザインは人々の生活をどう変えていくのかまでも考えていく。今の仕事につながる考え方やアプローチを徹底的に学ぶ毎日でした」

帰国後に木村が飛び込んだのは、当時まだ国内では黎明期だったサービスデザインの世界。そこでは新規事業開発から既存事業の改善などのサービス設計、ビジョン策定、ブランディングなどさまざまな経験をした。

「デザインは手を動かしてつくる部分も重要ですが、みる力と考える力も必要だと強く実感するようになりました。社会動態や生活者、クライアントをみて、考えて、手を動かす。それはグラフィックデザインのような狭義のデザインにおいても共通することです。今までのキャリアを振り返ると手を動かすスキルを鍛えてきたので、もっとみて考えることに重きを置きたくなり、2020年の1月にBCG X(当時:BCG Digital Ventures)にストラテジックデザイナーとして転職しました」

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新しい世界線に魅了され、ストラテジック・デザイナーに

木村の入社の決意には、他にも要因があったという。

「BCG Digital Ventures (BCGDV) との出会いは特別でした。面接を通して出会ったメンバーの方と、デザインの考え方や可能性について話をする中で、意気投合しました。その時の会話からは、BCGDVがデザインの本質的な力を生かし、『何か新しいモノ』を考え出そうとしている気持ちがひしひしと伝わってきました。

そして、こうした話ができる、興味深い人々と共に働ける職場が、とても魅力的に思えました」

当時の木村は、コンサルティングファームに「理論は提供しても実際にモノは生み出さない」というイメージをもっていたという。

「それだけにこの組織には、新しい世界線に出会ったような衝撃を受けました」

ではストラテジックデザイナーとは、具体的には何をする仕事なのだろうか。木村はそれを「デザインの力で、リサーチから実装までさまざまな局面でプロジェクトを導いていく役割」と捉えているが、加えてデザイナー個人のスキル、経験によってさまざまな仕事の仕方があるという。

「私の場合、入社してしばらくは、新規事業をコンセプトからスクラッチでつくることに携わり、実際のローンチまでも行いました。その後、未来社会と生活者のシナリオを起点としたビジョニングを手がけることが多く、クライアントとともに新たな事業をつくるための組織づくりの支援も行いました」

BCGは世界有数のグローバルファームである。クライアント企業の事業領域も、メディア・通信、金融、運輸・物流、消費財、産業財、ヘルスケアなど業種業界を問わず、多岐にわたる。よって木村はストラテジックデザイナーとしてさまざまな案件に携わることになる。 

「例えば先日はあるクライアントと共に、社会課題の解決につながる未来の金融サービスについて検討する機会がありました。社会課題と一口に言っても、その要因は複雑に絡み合っています。社会課題のなかでも、生活者が抱える課題につながる要因を捉え、両者に作用する介入点を社会システムから解決していくアプローチと、それが実現した未来を検討しました。社会全体のマクロ視点とエンドユーザーの声を聴くミクロな視点の両方から、あるべき未来の姿を考え、BCG Xのデザインの力で明快に描き出す仕事です」


ダイバーシティーを体現する社内環境

もはや木村の考えるべき内容は、一般的なデザイナーの範疇にとどまるものではない。そんなとき、彼女は周囲を振り返るという。

「一人の力には限界がありますが、プロジェクトはチームの力で推進します。例えばAIモデルを考え、実装するようなプロジェクトであれば、データサイエンティストやエンジニアと協業する、金融、エネルギー、ヘルスケア等々、特定の領域の知見が必要な時は、その業界のエキスパートと協働してプロジェクトに当たるといったことは、BCGでは日常的に行われています」

グラフィックデザインからスタートした木村だが、サービスデザイン、その延長線上にある現在のストラテジックデザインへと自らのキャリアを拡張し、22年末には、リード(管理職)に昇進し、新たな学びも吸収しているところだという。

「BCGの戦略コンサルタントと働く機会も増え、彼らの仕事のやり方から学ぶことも多々あります。また、チームマネジメントの観点では、時には従来自分が行っていたことをメンバーに任せながら、今までよりももっと俯瞰する立場で、プロジェクトを進めるようになりました。 

責任は重くなりましたが、関わるすべての人がハッピーになれるように、努力しています」

木村の活躍を支えているのは、新たな学びを得やすいBCGの職場環境だという。

「チーム各人は、キャリアも考え方もそれぞれ異なります。BCGのカルチャーはそうした違いを否定するのではなく、違うから面白いと考える人ばかりです。お互いの専門分野をもち寄り、学び合ってコミュニケーションすることで、新たなインスピレーションを得ることができます」

社会課題の解決を図るために、社会システムからデザインしたい

最後に、木村に将来展望を聞いた。

「そもそも私の大学時代には、ストラテジックデザイナーという職種自体が存在しませんでした。今では大学などでも、サービスデザイン/ストラテジックデザインの講義が行われるようになり、体系化された理論や実践の機会も増え、実際に学んでいる人も多いと思います。

ただ考えなくてはならないのは、未来の社会にはまた、考えもつかなかった職種が誕生しているかもしれないということ。変化に対応し挑戦し続けることがとても大切だと私は考えています。BCG Xにはそうした新たな可能性を模索できるキャパシティーがあると思っています。

そのうえで興味があるのは、社会や環境などを含めた系(つながり)全体を捉えたデザインです。

近年、人間中心のデザインを超えて、社会システムや自然や地球規模のデザインアプローチや、そのための人間以外のステークホルダーをも含めた協働について議論が交わされています。 先ほどの金融サービスについてのプロジェクトなども踏まえると 、今、そうした社会的レベルの課題解決を求められているのだと肌で感じています。

ユーザーはもちろん、社会や地球に対してもポジティブな影響を与えるデザインに関わること、それが私が次にやってみたいことです」

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木村恵美理(きむら・えみり)◎武蔵野美術大学卒。デザイン事務所等にてグラフィックデザインに従事。英国の大学院を卒業後、サービスデザインファームを経て2020年1月BCGに参画。現在はLead Strategic Designer。

Promoted by ボストンコンサルティンググループ | text by Ryoichi Shimizu | photographs by Shuji Goto | edit by Akio Takashiro

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