この新機能は、今年の9月初めに私たちも注目していたもので、ユーザーはGoogleフォトの中から直接カレンダーのリマインダーを追加することができる。
AssembleDebugがこの機能をGoogleフォトの最新バージョン(バージョン6.61)で有効にすることに成功し、私たちはリマインダー機能の動作を初めて目にすることができた。
報告によると、新しいGoogleフォトのリマインダー機能は、写真から日付情報を検索・抽出し、Googleカレンダーのイベントへ自動的に変換することができる。たとえば、招待状やチケットの写真を見ると、自動的にそのイベントや旅行のリマインダーを設定するようユーザーに促す。Googleフォトは、写真の内容に基づいて自動的にイベントの詳細を生成するが、ユーザーはその内容をカレンダーに保存する前に編集することができる。また元の写真へのリンクも自動的にイベントに追加される。
リマインダーの設定を促すプロンプトはすべての写真に表示されるわけではない。これは、テキストによるイベント情報を含む写真用に特別に設計されており、Googleフォトの新しい使用方法を提供する。この新しいリマインダー機能があれば、Googleフォトは自撮り写真や休暇のスナップ写真を整理できるだけでなく、物理的なチケット、招待状、請求書の管理も同様に便利になる。受け取った書類の写真を撮れば、Googleフォトが重要な日付を見逃さないように助けてくれるのだ。
なお、このリマインダー機能は現在テスト中であり、通常のユーザーは利用できない。この実験的な機能が現在のかたちで実現する保証はないし、まったく公開されない可能性もある。しかし、グーグルが同機能の開発を続けていることから、これまでのリーク情報と合わせて考えると、同機能が間もなく展開される可能性は高いだろう。
(forbes.com 原文)