ハーバード大学が初めて見出しに登場したのは、先月30以上の学生グループが、ハマスのイスラエルに対する軍事攻撃は「理由もなく起きたのではない」と主張しガザ地区を「天井のない牢獄」になぞらえた声明に署名したときだったとハーバードの学生新聞、ハーバード・クリムゾン紙は報じている。
億万長者のヘッジファンド投資家で、大学の対応に最も批判的な発言をする人物であるハーバード大学卒業生のビル・アックマンはX(旧ツイッター)への投稿で、声明に署名した学生の名前を公表せよ、そうすれば自分の会社で雇わずにすむと大学に要求した。後にアックマンは大学に対し、10月18日の事件に関わった学生を停学処分にするよう求めた。
イスラエル・ハマス衝突への対応で批判にさらされている有名大学はハーバードだけではない。コロンビア大学では、億万長者のレオン・クーパーマンが、大学側の対応に変化が見られなければ寄付を中止すると語った。コーネル大学では、オンラインフォーラムでユダヤ人学生を脅迫する投稿をした学生1人が逮捕され、禁錮5年、罰金最大25万ドル(約3800万円)の罪に問われている。バイデン政権は先週、大学キャンパス内の反ユダヤ行動を監視し、増加を抑制する取り組みを開始した。
11月7日、ラシダ・タリーブ下院議員(民主党・ミシガン州選出)が下院で問責され「川から海まで」のフレーズを使った動画をシェアしたことが理由の一部だった。連邦議会で唯一のパレスチナ系米国人であるタリーブの問責決議で、20人以上の民主党員が党の方針に反して投票した。問責決議以前のツイートでタリーブは、あのフレーズは「自由、人権および平和共存を熱望するための呼びかけであり、死、破壊、あるいはヘイトのためではない」と語っている。
(forbes.com 原文)


