新しい「フォトスタック(Photo Stacks)」機能は、現在、Googleフォトの最新バージョン(6.60)の中に潜んでいるが、先に新機能をほのめかしたリーク情報提供者のAssembleDebugが、この機能の有効化に成功した。
動画で見られるように、フォトスタックを有効にすると「似た」写真が自動的にスタックにグループ化されて、ライブラリのタイムライン表示で1つのスロットを占めるようになる。また各スタックから「top pick」として写真を1枚選ぶことで、それをスタック全体のカバー画像にすることもできる。
Googleフォトはすでに、短時間に大量の写真を撮影したときに、同じようなスタック化を行っている。この場合、集められた写真は1枚のサムネイルの下にまとめられ、後から開いて他の写真を見ることができる。
新しいフォトスタックが大きく違うのは、それぞれの写真が連続して撮影されている必要がない点だ。ほぼ同じタイミングで撮影され、内容が近いものであればアプリがグループにまとめてくれる。
このように似たような写真をまとめれば、ライブラリの閲覧は簡単になり、同じ写真の複数のバージョンをスクロールして見る必要がなくなる。
これは一部の人たちにとって待望の機能だろう。たとえば、完璧なセルフィーやグループ写真のために、何枚も撮影する人を想像してほしい。1枚のサムネイルの下に異なるバージョンの全写真が入れば、ライブラリのグリッド表示をすっきりさせることができる。
フォトスタックを開くと、アニメーションの作成、スタックの設定、スタックを解除して個々の写真に戻すといったオプションが現れる。スタック内の写真を開いたときにも新しいオプションが表示され、写真をカバーに設定する、スタックから外す、他のすべての写真をスタックから削除するなどの操作ができる。
あくまでも非公開の機能なので、一般公開の時期に関する正式なアナウンスはない。しかし、グーグルがこの機能の開発を続けていることから、近いうちに公開される可能性は高い。
(forbes.com 原文)