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2023.11.08 15:30

アップルがiOS 17.1.1を配信、iPhoneユーザーは即アップデートを

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「あれ? iOSのアップデートって最近じゃなかったっけ」と感じているならその感覚は正しい。今回登場したのはiOS 17.1.1だが、前バージョンのiOS 17.1が登場したのは米国時間10月24日だった。以下にその内容と、アップデート方法を紹介する。

iOS 17.1.1が動作するiPhoneは?

この新しいアップデートは、2018年以降に発売されたすべてのiPhoneに向けられている。すなわち、2018年のiPhone Xs、iPhone Xs Max、iPhone XRそしてiPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro MaxさらにiPhone12、iPhone 13、iPhone 14、iPhone 15シリーズだ。また、iPhone SEの第2世代と第3世代モデルも含まれる。

入手方法

新しいソフトウェアのインストールはこれ以上ないほど簡単だ。iPhoneの「設定」を開き「一般」「ソフトウェアアップデート」の順にタップする。「ダウンロードとインストール」(あるいは「今すぐアップデート」)を選択すれば、あっという間に準備完了だ。愛犬を夜の散歩に連れて行くより、iPhone 15 Pro Maxにアップデートをダウンロードしてインストールするほうが早く終了した。つまり、今回は小さなアップデートだということだ。

リリースの内容

これは有用なアップデートであり、ある車のワイヤレス充電に関する問題への対処が主な理由だ。アップルの注記には「特定の車種の車内でワイヤレス充電を行ったあと、まれにApple Payとその他のNFC機能がiPhone 15モデルで使用できなくなることがある問題」と書かれている。
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アップルは、どのブランドや車種が影響を受けるかについては言及していないが、アップルに数週間後に予定されているiOS 17.2アップデートに先駆けて急がせた主な理由はこれだろう。

結局のところ、Apple Payは最も重要な機能の1つであり、この機能に何か問題が発生した場合には、早急な修正が必要となる。はっきりさせておくが、Apple Payが悪用されやすい状態になっていたという指摘はされていない。そうではなく、ワイヤレス充電後に突然、Apple Payが利用できなくなった事例があったということだ。そして忘れてはならないのは、この影響を受けるのは最新のiPhoneだけだ。すなわちiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxである。

アップルのメモには2つ目のポイントも言及されている。それは「“天気”のロック画面ウィジェットに雪が正しく表示されないことがある問題」だ。これは、私にはより些細な要素に思えるが、優れたアニメーションや静かに降る雪の静止画が期待される場所にファイルアイコンが表示されるという報告があったのは事実だ。おそらく、北半球では徐々に冬に向かって進んでいるので、アップルはホワイトクリスマスや雪の降るサンクスギビングが到来する前に問題を解決するために動いたのだろう。
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翻訳=酒匂寛

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