いま、この星に生きる私たち一人ひとりが、たとえ「ちいさく」ても、できることを「ちょっとずつ」実行することが、求められている。
SNS中心のメディア「sdgs_media_japan」では、個人的で身近なSDGsを伝え、広めるために「いっしょに学ぼうSDGs!」と題し、発信力の高い俳優やタレントを、毎月一人ずつ紹介。日常生活のなか「自分たちの未来に共感」できるような、「ちいさくて」「ちょっとした」SDGsアクションを伝えている。
「もちろん、他人事ではありませんし、一人ひとりが意識を持って、取り組んでいかなければならない課題だとは思います。でも、正直に言うと、僕の中でもまだ漠然としています」
SDGsの印象を尋ねると、俳優は爽やかな笑顔を浮かべながら、正直にこう打ち明けた。
中川大志、25歳。東京都に生まれ、2009年に俳優デビュー。以後、大河ドラマ『真田丸』や『鎌倉殿の13人』など、話題作、注目作への出演が続く。今年2月には映画・テレビ界で顕著な活躍をしたプロデューサーや将来有望な俳優などを選出する『2023エランドール賞』で新人賞を受賞。そして、現在はフジテレビの話題のドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』で、笛花ミズキ役を好演中だ。
「物語の舞台は横浜です。その横浜で、洋食店を営むシェフと、報道番組を担当している女性キャスター、記憶喪失の謎の男……。ドラマは、この3人を主役とした3つのパートに分かれています。僕の役どころは、国際犯罪組織のボス。物語の一つの核になっていて、いろんな秘密を握っている、そんなキャラクターです」
同作は、豪華なキャストが、まったくカラーの違う3つの物語を紡ぐことで注目されている。
「それぞれの世界に属しているキャラクターが、この先、どう交わっていくのか想像がつかない。本当に『別々のドラマなのではないか』というぐらいの感じです。撮影も3つのパート別々なので、ほかのパートのキャストの方と現場でお会いする機会もほとんどなくて。『今、あっちはこんな場面らしいよ』と、まるで別のドラマのことのように話したりもしています。この先、その登場人物がクロスして様々な化学反応が起きることを、出演している僕たちも楽しみにしているんです」