新たに発足したオンラインアカデミー「Peace Academy」では、11月10日まで第1期生を40人募集している。本プロジェクトは、30歳以下ならば誰でも参加することができる。ただし、応募者多数の場合、長崎県在住者を優先し、エントリーシートをもとに選考を実施する。参加費は無料。
「Peace Academy」は、これからの社会をよりよくしようと行動する「Peace Maker」を育むための学びの場。被爆地長崎でスタートするこの学校では、自分と社会の接点を見つけ出しながら、よりよい世の中について考える。
アカデミー参加者は、長崎という地域性を活かしたプログラムを通じて、「自分を知り、世界を変える」を合言葉に自己探究とプロジェクトメイキングに取り組む。
期間は、11月15日〜1月31日の週1回。約3カ月間のプログラムでは、様々なバックグラウンドを持つ講師が登壇。広島出身で被爆三世のバックグランドを持つ社会起業家 住岡健太、フォトジャーナリストの安田菜津紀、元国連職員の荊尾遥、アーティストのコムアイなど、あらゆる業界から招かれた講師陣のレクチャーを受ける。
自己理解や平和学習など、「自分を知り、世界を変える」ための学びを得たあと、参加者は最終課題として独自のプログラムづくりに挑戦する。レクチャーを通じて得た学びを行動に繋げるまでを体感することで、Peace Makerとしての第一歩を踏み出すことができるのだ。
さらに、アカデミー卒業後は、PLABコミュニティに加わることで、学び・つながりを継続することもできる。他にも希望者には実践の場として、修学旅行生やインバウンド客向けの「Peace Tour」のガイドなど、PLABの企画や運営に参加する機会も用意されるという。
PLABの理事であり、Forbes JAPANのスモール・ジャイアンツ イノベーターとしても活動する鳥巣智行は、「なにかを始めてみたいけど始めかたがわからない人から、社会を変えたいという思いを持っている人まで、Peace Academy はあらゆるU30の参加を歓迎しています」と話す。(詳細はこちら)
30歳以下なら誰でも申し込むことができる本プログラム。自己分析を深め、新しいアイデアを生み出す発想力や、多様性を認め合い、異なる価値観を持つ人たちと力を合わせる課題解決力、仲間を集める発信力などを身につけながら、世界を変えていこう。
▶︎鳥巣は、スモール・ジャイアンツ イノベーターとして活動中