この機能は、ユーザーのフィードを分析し、プロフィールの内容に沿った職種を提案するものとされている。LinkedInはまた、有料会員を対象にプロフィールの書き方を提案したり、より魅力的な仕事に就くためにプロフィールの内容を変更するよう提案する機能を追加するという。
さらに採用担当者のプロフィールや職務の内容、関心のある企業を考慮し、ユーザーが採用担当者にどのようなメッセージを送るべきかを提案する機能も盛り込まれる。
マイクロソフトが所有するLinkedInは、フェイスブックやインスタグラム、YouTube、TikTokなどに続いて、10億人のユーザー数を達成した。
今から20年前に設立されたLinkedInは、プロフェッショナルなコミュニケーションや求人情報を求める人々の交流の場となっている。このサービスの利用者には、無料会員としてサイトを利用している人もいれば、プレミアム会員として利用している人もいる。
ロイターによると、LinkedInの新たなAI機能の利用者は、月額29.99ドルの有料会員に限定されるという。LinkedInのAI機能の発表は、ここ数カ月でAIを導入した他のSNSプラットフォームに続くものだ。
フェイスブックやインスタグラム、ワッツアップを所有するメタは、継続的にAI機能を拡張しており、9月末にメッセンジャーやインスタグラム、フェイスブック向けの高度な会話アシスタントの「Meta AI」を発表した。このプロダクトは、マイクロソフトが支援するOpenAIのChatGPTを意識したものだ。
(forbes.com 原文)