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2023.11.03 08:30

LinkedInが会員数「10億人突破」、仕事探しをAIで支援へ

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ビジネスに特化したSNSサービスのLinkedIn(リンクトイン)は11月1日、会員数が10億人を突破したとアナウンスした。同社は、一部のプレミアムプラン会員向けに、仕事探しのプロセスをスピードアップするための新たな人工知能(AI)機能を提供する予定という。

この機能は、ユーザーのフィードを分析し、プロフィールの内容に沿った職種を提案するものとされている。LinkedInはまた、有料会員を対象にプロフィールの書き方を提案したり、より魅力的な仕事に就くためにプロフィールの内容を変更するよう提案する機能を追加するという。

さらに採用担当者のプロフィールや職務の内容、関心のある企業を考慮し、ユーザーが採用担当者にどのようなメッセージを送るべきかを提案する機能も盛り込まれる。

マイクロソフトが所有するLinkedInは、フェイスブックやインスタグラム、YouTube、TikTokなどに続いて、10億人のユーザー数を達成した。

今から20年前に設立されたLinkedInは、プロフェッショナルなコミュニケーションや求人情報を求める人々の交流の場となっている。このサービスの利用者には、無料会員としてサイトを利用している人もいれば、プレミアム会員として利用している人もいる。

ロイターによると、LinkedInの新たなAI機能の利用者は、月額29.99ドルの有料会員に限定されるという。LinkedInのAI機能の発表は、ここ数カ月でAIを導入した他のSNSプラットフォームに続くものだ。

フェイスブックやインスタグラム、ワッツアップを所有するメタは、継続的にAI機能を拡張しており、9月末にメッセンジャーやインスタグラム、フェイスブック向けの高度な会話アシスタントの「Meta AI」を発表した。このプロダクトは、マイクロソフトが支援するOpenAIのChatGPTを意識したものだ。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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