それでも私たちは、これらのアプリにサブスクリプション料金を払う価値があるか、誰もがよく考えなければならなくなるだろう。フェイスブックは収益を大幅に回復させたものの、いつまでその広告モデルを維持できるのか、いつまた下降が始まるのかという疑問は今も残る。Xはこれから何が起きるかを示す良い見本だ。ユーザー基盤は縮小し、ボット問題は解決していない。ユーザーが片っ端から消え始めたときに、ソーシャルメディア企業がどうなるのか、メタは遠くを見るまでもなくわかるだろう。
Xがつまずいた原因の1つは、その秩序のない環境と関係がある。最近私自身がスクロールした経験で、フィードがいかに散らかって、混乱し、フィルターされていない、乱雑な状態であるかを実感した。
これに対し、TikTokは、私のわずかな反応に基づいて、即座に私の好みに合わせた動画を表示することができる(ほんのわずかな、何もしていない時間や、集中を維持した瞬間に基づくこともある)。フェイスブックもスポンサー付きコンテンツでほぼ同じことをしているが、Xは単なるランダムなコンテンツの放出だ。
サブスクリプション問題の核心は、ソーシャルメディア企業は課金を始める前に、もっと高い価値を提供する必要があるということに尽きる。サブスクリプションは私たちに、価値に関するこの問題への回答を求めるものであり、少なくとも今のところ、私や私の友達、家族のほとんどは、Xの無分別な乱射に金を払う見込みはない。
(forbes.com 原文)