2. あなたの言動に「こだわる」ようになる
強迫観念の強い人は特定の行動や言葉に執着し、それを頭の中や声に出して絶えず繰り返すことがある。この執着は、前向きなものから、軽蔑や誤解と思われるものまで多岐なものになり得る。人間関係の特定の側面に「こだわる」傾向があるため、執拗に問い詰めたり、安心させる言葉を求めたり、あるいは恨みを抱いたりすることもある。対応として、相手の感情についてオープンに話をするようにし、たとえ相手が非難的であったとしても、強迫的な思考の中心にあるものに動揺しないように努めたい。執着が続く場合は、セラピストの専門的な指導を受けることが、あなたとパートナーの双方にとって助けになるかもしれない。
3. 自己管理の習慣がなくなる
誰かに、あるいは何かに過度に注意を向けるようになると、自身の健康や幸せを後回しにすることがある。適切な栄養や十分な睡眠をとったり、定期的な運動をしたりといった自己管理の習慣が失われ始めると、自身の健康などに無頓着になっている証拠だ。強迫的な思考や行動が時間とエネルギーを消費し、自身の健康維持が二の次になってしまうこともある。この場合、自己管理と幸福について話をすることを勧める。バランスのとれた健康的な生活習慣を維持することの重要性をアピールするといい。パートナーが自己管理の習慣を優先し、全体的な幸福につながる活動のための時間を見つけるのを支援しよう。必要に応じて、自身に対する無頓着につながっている根本的な問題に対処するために、専門家の助けを求めることを検討するのも手だ。
結論
情熱はどのような関係においても力強く、大事なものだが、不健康な強迫観念に傾くときを認識することは非常に重要だ。オープンな会話や理解、そして専門家の助けを求めようとする姿勢は、こうした状況をうまく切り抜けるのに役立つ。健全でバランスの取れた関係を育むには互いを尊重し、感情面での幸福をともに追求することが必要であることを覚えておいてほしい。(forbes.com 原文)