中程度の太陽周期
第25太陽周期に関するSWPCの2019年予測は、低調すぎたことが明らかになったものの、SWPCの最新データは、記録破りの周期にはならないと示唆している。第25太陽周期は、第24期よりも活発になることがわかっている。「最新の予測では、現在の太陽周期が、2014年に起きた前回の太陽極大期の最大数を上回り続けるものの、1970年代末~2000年代初めに起きた過去の太陽極大期には達しない可能性が高いと予想している」とフレンチは説明する。これにより、2003年に発生した「ハロウィーン太陽嵐」が繰り返される可能性は排除されるだろう。「過去数百年を調べれば、現在の太陽周期は中程度ということになるが、NOAAが2019年に発表した前回予測の低調な周期よりは少なくとも高い水準になるだろう」とフレンチは話している。
注意:裸眼や双眼鏡、望遠鏡では決して太陽を直接見ないこと。太陽を観測する場合は必ずソーラーフィルターを使用する。
(forbes.com 原文)