2 日本郵船:スコア 81.5
総合海運会社。2023年3月期の連結決算売上高は2兆6160億円(前年比14.7%増)。営業利益は2963億円(同10.2%増)、純利益は1兆125億円(同0.3%増)。
評価ポイント性別に関係なく国内外の事業展開を主導する人材を育成・登用。2013年度以降は女性管理職比率が10%超で推移(単体/陸上職)。17年には初の女性船長が誕生。22年には日本企業の役員に占める女性比率向上を目指して活動する「30%Club Japan」に加盟。
3 東京エレクトロン :スコア 80.5
半導体製造装置に強み。2023年3月期の連結決算売上高は2兆2090億円(前年比10.2%増)。営業利益は6177億円(同3.1%増)、純利益は4715億円(同7.9%増)。
評価ポイント社内共通の教育機関を設置し、社員の自己実現達成を支援。階層別・目的別に教育体系を整備するほか、各自のニーズやタイミングに合わせて学習可能なオンデマンド教育を導入。同社のコア技術の最新動向の習得が可能なワークショップなども用意している。
4 住友金属鉱山:スコア 78.4
資源、製錬、材料が事業の柱。2017年から働き方改革に取り組み、DXを通じて労働生産性の改善にまい進中。23年3月期の連結決算売上高は1兆4229億円(前年比13.0%増)。税引前利益は2299億円(同35.7%減)、純利益は1605億円(同42.9%減)。
5 中外製薬:スコア 78.1
ロシュ・グループの製薬大手。デジタル人材やグローバル人材育成のための投資に注力している。2022年12月期の連結決算売上高は1兆2599億円(前年比26.0%増)。営業利益は5333億円(同26.4%増)、純利益は3744億円(同23.6%増)。
6 アドバンテスト:スコア 77.2
半導体検査装置大手。2019年以降、同社のコア・バリューである「INTEGRITY」関連ワークショップを開催。23年3月期の連結決算売上高は5601億円(前年比34.4%増)。営業利益は1676億円(同46.2%増)、純利益は1304億円(同49.4%増)。
7 三井物産:スコア 77.0
大手総合商社。人材育成プログラムにかける平均費用は社員一人当たり年間50万円(2023年3月期)。23年3月期の連結決算売上高は14兆3064億円(前年比21.7%増)。税引前利益は1兆3952億円(同19.8%増)、純利益は1兆1306億円(同23.6%増)。
8 シスメックス:スコア 76.9
臨床検査機器などを手がける。事業のグローバル化・多角化に伴い高度専門人材や次世代リーダーの獲得・育成に注力。2023年3月期の連結決算売上高は4105億円(前年比12.8%増)。営業利益は736億円(同9.3%増)、純利益は457億円(同3.8%増)。
9 三井化学:スコア 76.5
総合化学メーカー。経営人材の育成をはじめ人材・組織開発を目的とした各種プログラムを展開。2023年3月期の連結決算売上高は1兆8795億円(前年比16.5%増)。営業利益は1289億円(同12.4%減)、純利益は829億円(同24.6%減)。
10 オムロン:スコア 76.3
制御機器大手。「リーダー育成と登用」「多様で多才な人財の活躍」「コト視点に適用できる能力獲得」を軸に人財に投資。2023年3月期の連結決算売上高は8760億円(前年比14.8%増)。営業利益は1006億円(同12.7%増)、純利益は738億円(同20.3%増)。