Xは現在、編集や長文投稿などができるXプレミアムを月額8ドル(日本では980円)から提供している。マスクは新プランの料金など詳細は明らかにしていない。
Xは今週、ニュージーランドとフィリピンで新規ユーザーに年間1ドル(約150円)を課金する試験プログラムを始めた。投稿や再投稿、「いいね」といった基本的な機能を使うのに加入が必要になる。Xに多数存在する「ボット」を減らすためとしている。
昨年10月にツイッターを440億ドル(当時の為替レートで約6兆4000億円)で買収したマスクは、収益をあげるさまざまな方法を試している。先月には「全ユーザーに少額の月額課金をする方向に動いている」と発言していた。
マスクによる買収と従業員の大量解雇後、多くの広告主がツイッターから引き揚げた。マスクはコンテンツモデレーション(不適切な投稿の監視や削除)に関するポリシーが「何も」変わっていないのに広告収入が減ったのは、「活動家グループが広告主に圧力をかけている」ためだと主張している。
(forbes.com 原文)