日産のブースに確実に登場するは、次世代のEVクロスオーバーとミニバンだ。その中で一番目立つのは、インフルエンサーやアーティスト向けの「ハイパー・パンク・コンセプト」のEVクロスオーバーだね。これはまるで映画「トロン」の中で生まれたようなデザインで、超ファンキーだ。
最後の一台はダイハツの「ビジョン・コペン」。見た目は、伸びやかになったコペンだけど、パワートレーンは1.3リッターエンジンを搭載するFR車というスペック。正直にいうと、このデザインは先代とはそれほど違いを感じない、それほど新しくない外観はワクワク感が薄い。
コロナ禍のうーんと前から国際的に人気がなくなった東京モーターショーが、こんな新しい形のモビリティショーで大カムバックをしようとしている。海外から来日する多くのメディアは、日本のカーメーカーの「シェフたち」が出す「料理」をどのように評価するのたろうか?
海外メディアが記事にする場合、いずれかのメーカーのスポーツカーがトップに取り上げられるだろう。最も目を引くからね。今回こそ、日本のスポーツカーが高く評価されて、東京でアンベールされる数々のコンセプトが国内外で大注目されるはずだ。
(ジャパン・モビリティショー開催概要〈Link〉)
開催期間:2023年10月26日(木)ー 11月5日(日)
会場:東京ビッグサイト
公式サイト:Japan Mobility Show
入場料:開催概要リンクからご確認ください
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