2023.10.22 12:00

国産次世代スポーツカーが主役「新東京モーターショー」の背景


マツダが出したティーザー写真は1枚だけだが、これはどう見ても次世代ロードスターを予感させるモデルだ。しかし、その後ろ姿の写真には、バンパー中央に縦のラインという非常にユニークなグラフィックが浮かび上がる。これは結構カッコいい。

マツダが事前の発表しているのはこの写真のみ。期待せずにはいられない。

マツダが事前の発表しているのはこの写真のみ。期待が高まる。


昨年、マツダの丸本明社長(当時)は、軽量でオープントップのクーペの電動化を追求すると述べた。そして同社は、EV時代においても次世代ロードスターを維持するというコミットメントを示す「ビジョン・スタディ・モデル」を発表した。僕が今回のショーで一番期待しているコンセプトはこの1台だ。

なぜかというと、伝説的なロータリーエンジンを積んでいるから。でもロータリーを搭載すると言っても、それも当然何らかのモーターとの組み合わせ、つまり電動化を意味する。マツダは昨年、ロータリー搭載のガソリンハイブリッドのMX30を出したけど、今回のコンセプトには実際どのようにロータリーを料理するのか楽しみだ。

ホンダは、「ホンダ・スペシャリティー スポーツ コンセプト」を出すと言っているけど、それはもしかしたら次世代NSXを予感させる電動化の4WDモデルを意味するかもしれない。同社は写真を1枚も公開していないので、分かりづらいところだけど、ホンダからサプライズがあるかもしれない。確実にステージに現れるのは、小型EVの「SUSTAINA-C Concept(サステナ・シー コンセプト)」と、その後ろのラゲージスペースに載せる超小型2輪車だ。

ホンダからはサプライズがありそう。。。

ホンダからはサプライズがありそう。。。


ところが、やはりこれだけ国産メーカー全社が次世代スポーツカーを出すなら、日産にも出して欲しいね。まだ同社から何の話も出ていないけど、ホンダみたいに、いきなり出してもおかしくないじゃないのかな。
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