この謎のモデルのノーズを逆光で見下ろしたティーザー写真は、スピードのために作られたクルマを上手く描いている。
深く窪んだボンネット、低く構えたキャビン、盛り上がったフロントフェンダー、レクサス流のヘッドライトはすべて、スーパーカーLFAのイメージを呼び起こす。デザインは、2022年1月に発表されたトヨタGR GT3コンセプトがベースとなる見込みだ。
また、ティーザー写真ではあまり見えないけど、トヨタが発表する2台のEVコンセプトはすべてのコンセプトの中でもカッコいいと言える。
ひとつはワンフォルムでありながら、車高がやや高いクロスオーバー風の「FT-3e」。そしてブリスターフェンダーが強調されるスポーツカーの「FT-Se」だ。FT-3eはEV時代の「プリウス」のような存在で、「GR」のエンブレム付きのFT-Seの後ろ姿は、まるでミドシップのスーパースポーツのようなので、その外観でショーの人気者となるのは間違いない。
スバルは、ブラックアウトされた、車高が低くて速そうなプロフィール写真も公開した。「スポーツ・モビリティ・コンセプト」はEVであり、全輪駆動であることを示唆している。「これは、スバルスポーツの価値の進化を感じさせるバッテリーEVコンセプトです」とアピールする。フェンダーが強調されたスバルのEVのビジョンは、近未来のWRXを予感させるもので、早ければ2027年にガソリンを使用しなくなる可能性があると推測する人もいる。