現在のやり方は明確だ。Pro版のiPhoneにはまったく新しいプロセッサを搭載し、通常のiPhoneは前年のチップを継承する。たとえば、発売されたばかりのiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、アップルのA17 Proチップを搭載している。一方、iPhone 15とiPhone 15 Plusは、昨年のiPhone 14 Proで初めて採用されたApple A16 Bionicプロセッサを搭載している。
つまり、通常モデルのiPhoneは「おさがり」のチップを受け継ぐことになる。だがこれは悪い話ではない。アップルのチップは非常に高速なので、たとえ1年前のものでもすばらしい処理能力を発揮するからだ。つまり、iPhone 15はいずれにせよ高速なスマートフォンだということだ。
そのため、来年のiPhone 16とiPhone 16 Plusがアップルから発売されるときには、その頭脳には現行のA17 Proチップが搭載されるだろうと推測されていた。
しかし、プーからの最新のニュースは、iPhone 16の通常版とPro版がどちらもA18チップを使用するというものだ。
すべてのiPhoneが同じチップを搭載していた時代に戻ったと歓声を上げたくなるかもしれないが、必ずしもそういう話ではない。