2024.02.04 11:30

4億円x48戸。ドバイ超高級「滝つき」映画館内蔵マンションの贅

石井節子

Wonderfulengineering

豪奢なもの好きが集まる都市、ドバイには彼らの欲求を満たす巨大でラグジュリーな建物やホテルがたくさんある。

そのドバイが新たに「Eywa」と呼ばれる注目のビルを発表した。このタワーは、映画『アバター』に登場する「ツリー・オブ・ライフ」にちなんで名づけられ、そこからインスピレーションを得ている。48戸の住居があり、それぞれの価格はおよそ280万ドルだ。

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タワーの住居はウォーターフロントの近くに位置し、プライベートの滝や、アバターのナヴィの街に登場する「生命の樹」を模した装飾など、ユニークな特徴をもつ予定だという。購入希望者はベッドルーム2〜5つから選ぶことができ、最上階には豪華なペントハウスも2つある。居住エリアには、プライベートの滝、プール、映画館、スパ、5つ星レストランなど、様々な豪華設備が用意される。

ヨーロッパの不動産デベロッパーであるR.evolutionのウェブサイトには「エネルギー、若々しさ、幸福、古代の知識。これらは、豪華な生活の新たな世界、「Eywa」の4つの基本です。ポジティブさ、純粋さ、そして幸福に憧れる人々のために設計されています。これほど豪華なものはドバイでも見たことがありません」と書かれている。

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「Eywa」のデザインは、『アバター』の「ツリー・オブ・ライフ」だけでなく、中国の張家界国家森林公園にある南天一柱にも影響を受けている。デベロッパーはこれを「生きて呼吸する生命の樹」と表現し、"ワイルド・ラグジュアリー"と銘打っている。

さらに、この住宅開発はLEEDプラチナ、WELLプラチナ、ヘルステックプロ認定を受けている。この認定は、持続可能性、健康、技術に関する高い基準を満たしていることを意味する。

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R.evolutionのアレックス・ザグレベルニー会長兼最高経営責任者(CEO)は、「ユニークで真にラグジュアリーな体験に焦点を当てることで、私たちは単に面積を増やすだけでなく、競争力の高い唯一無二の物件を創造しています。

健康的で持続可能な住宅がなぜ重要なのかは言うまでもありません。二酸化炭素排出量を削減し、廃棄物を最小限に抑え、持続可能な手法を積極的に取り入れています」と述べている。

タワーは2028年の完成を予定している。



(この記事は、英国のテクノロジー特化メディア「Wonderfulengineering.com」から転載したものです)

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