販売本数で『マインクラフト』を超えるゲームは『テトリス』のみ。ただ、『テトリス』はには複数のバージョンがあるため、『マインクラフト』のような単体作品ではなくシリーズものだとする見方もある。
『マインクラフト』の次に売れたゲームの『グランド・セフト・オートV』は、開発元のテイクツー・インタラクティブによると8月の時点で全世界で1億8500万本以上を販売。『マインクラフト』との差は1億本以上に上る。
『マインクラフト』は2009年、スウェーデンのゲーム開発者「ノッチ」ことマルクス・ペルソンが開発。フルバージョンは2011年11月18日に一般公開された。ペルソンは、2014年にマイクロソフトがモヤンを25億ドルで買収したとき、マイクロソフトに入社しなかった。
ユーチューブでは2021年、『マインクラフト』関連動画の再生回数が1兆回を超え、同サイトで最も人気のあるゲームとなった。マイクロソフトの2021年第3四半期決算によると、月間アクティブユーザー数は前年同期比30%増の1億4000万人に到達。マインクラフト関連コンテンツのダウンロード回数は10億回を超え、クリエイターたちにもたらした収入は計3億5000万ドル以上に上った。
一方、ソビエト連邦で開発され、『マインクラフト』より30年近く前の1984年6月6日にリリースされた『テトリス』は、2014年にモバイル版の有料ダウンロード数が4億2500万に達した。
(forbes.com 原文)