新しいiPhoneが発売される際、最新のソフトウェアがインストールされた状態で出荷される。このためiPhone 15シリーズは、iOS 17とともにやってきた。
大いに結構なことだが、もしアップルがバグを発見したり、変更する必要が生じたときにはどうするだろうか? iPhone 15発売以前、iOS 17.0.1がリリースされたときに、それは起きた。もちろん、最新のiPhoneは、箱に入れられる前にiOS 17 がインストールされていた。そのため、ユーザーは新たなiPhoneを使い始める前に、OSをアップデートしなくてはならなかった。
アップルはどうやってこの問題を解決し、販売されるすべてのiPhoneが最新ソフトウェアをインストールした状態にするのだろうか? アップルのことなので、中途半端なことをするつもりはないようだ。
ガーマンによると、アップルは店舗にあるiPhoneに開封することなく、最新ソフトウェアをアップデートできるシステムを準備しているという。
これは実際にすごいシステムだ。仕組みはこうだ。ガーマンによると「アップルは、独自のパッドのようなデバイスを開発しており、店舗ではその上にiPhoneの箱を置く」という。これは実に驚くべきことであり、そんなことを考える会社も聞いたことがない。ましてや行動に移すとは。
さらに「そのシステムはワイヤレスでiPhoneを起動し、ソフトウェアをアップデートした後に電源を切る。すべての作業はiPhoneのパッケージを開けないままで」。これは驚くべきことだ。触れることもなくiPhoneを起動するという。もちろん、制御された環境下で。
そしてガーマンは「アップルはこのシステムを年末までにストアに展開し始めようとしている」と述べる。2023年が終わる数カ月後には、アップルストアで購入したiPhoneは間違いなく間違いなく最新ソフトウェアがインストールされ、セットアップとインストールが最もスムーズにできることも保証されるということでもある。
(forbes.com 原文)