5月に発表された没入型のルート案内のイマーシブビューはアムステルダム、ベルリン、ダブリン、フィレンツェ、ラスベガス、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミ、パリ、シアトル、サンフランシスコ、サンノゼ、東京、ベニスで間もなくリリースされる予定だ。
コンピュータビジョンとAIを用いて世界のデジタルモデルを作成するイマーシブビューの道案内では、自転車レーンや歩道もプレビューできる。また、大気汚染の状況や、時刻に応じた道路の混雑状況の変化も確認可能になっている。
グーグルは、英国ではロンドン交通局(TfL)と協力し、より安全な道路や自転車専用道路でのサイクリングを優先する機能をGoogleマップに追加した。
昨年7月、TfLはイノベーションサミットを開催し、自転車を利用する人々にとっての重要な課題を把握し、その改善策を検討した。このサミット以来、グーグルはTfLのチームやその他の専門家と協力し、Googleマップの自転車ルートの改善を行ってきた。
「Googleマップがサイクリング用のナビゲーションシステムを強化することをうれしく思う。新たに更新されたアルゴリズムは、ロンドン市民が、より安全なサイクリングルートを選択することを支援する」とロンドンのWalking and Cycling のコミッショナーのウィル・ノーマンは述べている。
(forbes.com 原文)