AI

2023.10.17 13:00

「メタバースの二の舞にはならない」81%の企業が生成AIチームを保有

調査回答者によると、今後3~5年間に仕事で最もよく使われるであろう生成AIの用途は以下のとおりだ。

・データ分析:89%
・マーケティングコンテンツ作成:87%
・顧客と競合に関するインサイトを調査:84%
・文書編集と要約:84%
・カスタマーサポートと社内ヘルプデスク:82%
・自動Eメール作成:82%
・サプライチェーンマネジメント:71%
・法的契約:57%
・採用業務:67%

多くの人が懸念しているのは、生成AIがより良くなるにつれて、人間が取って代わられるのではないかということだ。

パントーニはTechFirstのポッドキャストで「人間を置き換えるのではなく、人間の繁栄が見られることを期待しています」と語り「自分が無用であると感じる代わりに、力強く、インスピレーションを受け、そして自分がもはや不要であると感じるのではなく、やるべきことに最高のパフォーマンスを発揮できると感じるようになるでしょう」と語った。

しかし、労働者と経営者は注意を払わなければならないと彼はいう。プントーニは「just because you do not take an interest in politics doesn't mean politics won't take an interest in you(あなたが政治に関心を持たないからといって、政治があなたに関心を持たないわけではない)」 というペリクレスの古い格言を引用し転用することで、すべての人に影響を与えるAIを気にしないわけにはいかないと述べる。

生成AIは個人の可能性を広げると、GBKコレクティブのジェレミー・コースト社長は語る。最も優れたライターではない人々が上手に書くこが可能になるだけでなく、ソフトウェアエンジニアでない人でもコードで物を作ることが可能になるだろう。それは私たちの仕事の焦点を変えることになる。

「私たちは、他の人とのつながり、顧客とのつながり、組織内の他の人とのつながりなど、仕事の人間的な側面により集中できるようになります。これは有能なAIエージェントたちに外注できるような日常的な仕事とは対照的なものです」

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事