海外

2023.10.12 14:00

グーグルの「アジアの女性起業家ファンド」、支援対象7社が発表

Yuimedi(日本)

元マッキンゼーのコンサルタントのグライムス英美里が率いるYuimedi(ユイメディ)は、医療従事者が膨大なデータを有効活用できるようにするための、AIを用いたデータクレンジングソフトウェアの開発やデータ活用のコンサルティングを行っている。

Zenerate(韓国)

カリフォルニア工科大学で博士号を取得したジェイミー・ジョンが共同創業したZenerateは、AIを用いて建物のデザインを迅速に生成するサービスを提供している。Zenerateのデザインは、コストの高騰で住宅不足が懸念される韓国の建築業界で注目を集めている。

これらの7社は、数百社におよぶ応募企業から選出された。キムは以前のインタビューで、同ファンドが当面AI分野のスタートアップに注力するのは、AIが急速に進歩する中で、人種的マイノリティや女性が開発プロセスに参加することが重要だからだと述べていた。

「将来的には、ヘルスケアや金融、ハードウェアなどのあらゆるテクノロジー領域で、ユーザー体験を向上させるためのAIの活用が重要になる」とキムは述べている。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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