グーグルはニューヨーク市のピア57で行われた同社の恒例イベント、Made By Googleで、新たなハードウェア製品群を発表した。すでに多くのことがわかっていたが、これですべてを知ることになる。注目すべきイノベーションから発売日、価格など、知るべきことのすべてを以下に紹介する。価格は驚きであり、発表されたソフトウェアアップデートは、最大かつ最重要なサプライズだ。
Pixel 8とPixel 8 Pro
ほかにも発表されたプロダクトはあったが、この2製品および搭載される新しいソフトウェア、Android 14が最大の発表だった。Pixel 8のディスプレイは6.2インチで、Pixel 7の6.3インチよりやや小さい。Pixel 8 Proのスクリーンは6.7インチで昨年と変わらない。
今年のカラーはこれまでになく特徴的な名前が付けられている。Pixel 8はHazel、RoseおよびObsidian、Pixel 8 ProはBay(すばらしく美しい青)、PorcelainおよびObsidianだ。
デザインは、7、7 Proを穏やかにアップデートしたバージョンだが、背面は昨年の光沢仕上げから、Pixel 8ではマット仕上げのガラスになっている。
ディスプレイは一部が改善されているが全面的な変更ではない。Pixel 8の画面はやや小さくなったが、リフレッシュレートが最大120Hzになりリフレッシュレートの自動切替機能が採用された。Proのディスプレイは1344×2992という超高解像度だが、それでもPixel 7 Proよりやや低い。またPixel 8が60Hzから120Hzのリフレッシュレートに対応可能なのに対して、8 Proは1Hzから120Hzまでとなっている。
独自のTensor G3プロセッサー
グーグル独自のプロセッサーは、多くのAI機能を約束している。この大きな改善によって、学習モデルは10倍複雑になった。ただしそれは2年前のPixel 6との比較だ。恩恵の1つは、スパム電話を見つける機能の改善だ。そして、実際に話すときの音質は、AIによる通話の明瞭化によって良くなっているはずだ。
カメラ
新しい機種で常に重要なポイントとなるカメラは、当然、今回の発表でもハイライトだった。Pixel 8にはマクロ機能が追加され、「ベストテイク」機能を使って複数人の集合写真を組み合わせることによって、まばたきしている顔などを修正できる。メインカメラの解像度は50MP、ウルトラワイド(超広角)は12MPだ。
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