各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源、およびグループ事業における情報資源を掛け合わせた広大な実証実験フィールドを提供し、4社の新規事業担当が連携して、今年度はNATURE(生物多様性/脱炭素/循環型社会)、MOVE(交通/物流/観光)、CULTURE(芸術/伝統/体験)、WELL-BEING(健康/幸福/コミュニティ)の4つのテーマのもとに、スタートアップとの共創による社会実装に取り組んでいくという。
第一弾の共創スタートアップは生物多様性ビッグデータから自然環境保全に取り組むバイオーム。
ネイチャーポジティブ* な社会の実現を目指し、スマホカメラで生き物を撮影するだけで名前を判定できる、いきものコレクションアプリ「Biome」内においてクエストイベント「駅からはじまるいきもの探し いきものGO」を12月10日まで開催する。
* 企業・経済活動による環境への負荷を抑え、生物多様性を含めた自然資本を回復させることを目指す取り組み
参加者にJR東日本(中央線・青梅線)、東急線、小田急線、西武線の各沿線を巡りながら、アプリを使って楽しく生き物のデータを集めてもらい、各駅の所在地情報などと組み合わせて分析を行うことで、沿線の生物多様性の見える化を図る。またさらに、環境保全の基盤情報として活用する仕組みを構築し、自然資本の魅力を正しく維持・発信していくことで、生き物の価値を感じてもらいながら街への愛着を醸成し、沿線地域の価値向上につなげていく。
「駅からはじまるいきもの探し いきものGO」の開催期間中(9月23日~12月10日)、アプリ「Biome」で、鉄道各社沿線エリアで生き物を探すクエスト* 17個が同時に配信される。
参加者は、クエスト達成を目指して生き物探しに挑戦し、クリアした参加者には抽選で各種賞品が贈呈される。
* Biomeに実装されている独自のゲーム機能で、テーマに沿って選定された対象の生物種を見つけ、写真を撮影・投稿することでクリアできる
また、各沿線で様々な連動イベントも開催される予定だ。
>> 「駅からはじまるいきもの探し いきものGO」特設ページ