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2023.10.20

起業家ランキング1位の二人が語る「WeWork活用術」

WeWork Japanのジョニー・ユーCEO

さる9月6日、渋谷スクランブルスクエア39階にある、WeWork 渋谷スクランブルスクエアにて、創業3年以内のスタートアップ企業経営者たちが会するイベントが開催された。
「RISING STAR Community EVENT」。Forbes JAPANが主催するRISING STAR Community参加者から応募した起業家限定で行われたこのイベントでは、創業間もない起業家が抱きがちな悩みや課題に対するアプローチを、先輩起業家の体験談や質疑応答などを通じて学ぶもの。ここでは、そのイベントの一部を紹介しよう。



コミュニケーションがあってこそインスピレーションが生まれる

冒頭では、会場を提供し、イベントのスポンサーでもあるWeWork Japanのジョニー・ユーCEOが登壇し、若い起業家たちにメッセージを送った。WeWorkは世界では39カ国、日本国内でも7都市40拠点(2023年9月現在)を持つ、フレキシブルオフィスの世界大手。ジョニー・ユーCEOは、「シェアオフィスやコワーキングスペースが増えている中で、WeWorkには“好立地”“スケールの大きさ”という大きな特徴がある」と話した上で、「コミュニケーションがあってこそインスピレーションが生まれる。WeWorkでは起業家同士のコミュニケーション、コラボレーションによって日々イノベーションが起きている」と力説。多くの起業家が集い、オープンスペースで仕事をしながらコミュニケーションできる環境のWeWorkの魅力をアピールした。

ジョニー・ユーCEOの挨拶が終わると、谷本有香Forbes JAPAN Web編集長の進行によるトークセッションへ。Nstock株式会社の宮田昇始代表取締役CEOと、ファストドクター株式会社の水野敬志代表取締役CEOをゲストとして招き入れた。宮田CEOは2022年のForbes JAPAN起業家ランキングで1位、水野CEOは2023年に1位となり、ともに同誌の表紙を飾ったこともある気鋭の若手起業家だ。

宮田CEO

Nstock株式会社の宮田昇始代表取締役CEO


まずは起業から3年目までに直面した課題や、それをどのように乗り越えたのかなどをテーマにトークセッション。宮田CEOは「ちょうど3年目に『SmartHR』のアイデアを思いついて開発に取りかかった」、水野CEOは「3年目にアクセルを踏んで上場を目指すと決めた」とそれぞれの3年目を振り返る。

続けて水野CEOは採用で苦労したエピソードや、順調に経営していると思っていたらまったくキャッシュフローが回っておらず倒産しかけたエピソードなどを披露した。それを受け、宮田CEOも「創業から2年目くらいまでに口座残高が10万円以下になったことが二度もある」と告白。水野CEOは「こういうのはスタートアップではみんな経験するあるあるなんですよ」と話して参加者の笑いを誘った。

WeWorkで成長の地盤を整える

トークセッションは第二のテーマ「コミュニケーション」へ。谷本が社内外とのコミュニケーションで気にかけていることを尋ねると、宮田CEOは「オフィス内をふたつの部屋に分けて業務していたら、部屋によって雰囲気がまったく違っていた。だから、いまは壁や柱がない空間を意識している」と風通しのいいオフィス環境を作ることの重要性を説く。水野CEOは、“現場主義”を掲げているといい、「ファストドクターでは医者が患者さんのところに出向いて診断や治療にあたる。ただ、その現場と本社部門ではどうしても断絶が生まれてしまうので、最初は医者に同行して診察などを手伝うことからはじめるようにしている」と話した。

実は、ふたりとも、創業間もない時期からWeWorkの利用者だった。水野CEOは「いまでも週に数回は使っています。本社よりも設備がいいので」と笑いを誘いつつ、「採用に悩んでいるときには人事担当者の集まるイベントに参加して勉強させてもらった。そういうイベントが開催されるのもWeWorkの良さですね」と語った。

宮田CEOは「SmartHRでは地方拠点立ち上げのときに使わせてもらっています。名古屋や福岡、大阪などで、最初は1〜2人程度で乗り込んで。まずはWeWorkで地盤を整えて、社員が10人くらいになってからオフィスを借りる。それに、WeWorkって16時から無料でビールが提供されるんですよね。そういう環境だと、意見交換も活発になりやすいし、社員もリラックスして仕事ができますから。円滑なコミュニケーションは、めちゃくちゃ重要だと思います」と言葉に力を込めた。

水野CEO

ファストドクター株式会社の水野敬志代表取締役CEO

任せる、という判断をするために必要なこと

その後は参加者との質疑応答タイム。参加者からは「意思決定にどのような形で関わっているか」などの質問が寄せられた。この悩みに対し、宮田CEOも水野CEOも、「基本的にはCEOとしては日常的な意思決定は任せている」と口を揃える。「現場の状況がよくわかっているのは現場のスタッフ。そこに私が出て行ってあれこれ言っても、正しい方向にはいかない」(水野CEO)と、会議への参加も最小限に留めていると話した。宮田CEOも、「スタッフにできるだけ任せることが大事。外部との打ちあわせでも、あまり出て行かないようにしている。社長を出せ、というところとはあまり付き合わない」と参加者を笑わせた。いずれにしても、社内のコミュニケーションが良好だからこそ、“任せる”という判断ができるのだ。



質疑応答の後は、立食パーティー形式でのネットワーキングタイム。宮田CEOと水野CEOも参加し、起業家同士でも盛んに情報のやりとりが行われた。堅苦しい名刺交換ではないからこその、意義ある交流が行われていたようだ。広く明るい空間で、飲み物片手に気軽なコミュニケーション。これもまた、ただのイベントではなくWeWorkを会場にしたからこそなのだろう。約30名の若手起業家たちにとっても、学びの多いイベントになったことは間違いなさそうだ。

WeWork について詳しい情報は下記よりご確認ください
https://wework.co.jp/



Promoted by WeWork/Text by Masashi Soiri/Photograph by Tomohiko Ogiwara

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