iOS 17アップデート後、オフだった設定がオンに
セキュリティやプライバシーに詳しいiOS開発者2名が、iPhoneにiOS 17アップデートをインストールしようとしている人たちに向けて警告している。Myskと名乗るカナダとドイツ拠点の開発者コンビは、少なくとも一部のユーザーのiPhoneにおいて、「プライバシーとセキュリティ」にある「位置情報サービス>システムサービス」にある「利用頻度の高い場所」と「iPhone解析」がオフであったにも関わらずiOS 17をアップデートした後、オンに変更されているという。X(旧ツイッター)および分散型SNSのMastodonで、多くのユーザーがこの状況を確認している。iOS 17にアップデートにした際、この異常かつ懸念すべき動作に気づいていない人がほかにもいるということは強調しておくべきだろう。
いずれのオプションともデフォルトではオンになっているため、この問題が起きるのは、ユーザーが事前にオフにしていた場合だけだ。それを勝手にオンに戻された人たちが怒るのも無理はない。