米国で発売、Alexa対応のスマートグラス「Echo Frames」
8インチのディスプレイを搭載するEcho Hubは「タッチ操作」に最適化したAlexa対応のスマートホームコントローラーだ。本機とFire TV Stick 4Kのニューモデルは日本でも近く発売を迎えている。当初、米国で先行発売される、アマゾンのユニークなデバイスとサービスを紹介しよう。
「Echo Frames」はアマゾンのスマートアイウェアだ。映像を「見る」ためのディスプレイは搭載していないが、テンプル(つる)の部分に内蔵するスピーカーとマイクで音楽再生やハンズフリー通話、Alexaとのコミュニケーションが楽しめる。価格は269.99ドル(約3万9000円)。
Alexaの他、スピーカーとマイクを内蔵するアマゾンのスマートグラス「Echo Frame」の第3世代機
度なしのレンズ、サングラス、ブルーライトカットレンズを装着した3種類の製品が発売される。購入後には度つきレンズに交換可能。筆者も試着してみたが、かけ心地は悪くない。デザインはいかにもガジェットっぽくないので、スタイリッシュに着こなせる。日本でも良い反響が得られそうだ。
Alexaの誕生から9年が経ち、対応するスマートデバイスを複数所有する家庭も増えた。室内に設置した複数デバイスのマップをスマホで見ながら、スマートに管理できる「Map View」も、モバイルのAlexaアプリに加わるかたちで北米から試験的に導入される。
Alexa対応スマートデバイスをスマホから管理・コントロールできる「Map View」のサービスがAlexaアプリに加わる
このサービスは、最初にLiDARスキャナ(レーザー光による測距センサー)でユーザーの部屋をスキャニングしてマップをつくるため、LiDARスキャナを搭載するアップルのiPhoneが必要になる。部屋のスキャニングが完了すると、Alexaに対応するデバイスがマップに追加されて、スマホの画面から操作可能になる。