ウーバーイーツは来年からこのサービスを開始する計画で、特に新鮮な食料品へのアクセスが困難な過疎地に住む社会的弱者や、交通の障害に直面している人々のために、この変更を行ったと述べている。同社は、医療費積み立てプログラムFSAのカードを用いた支払いや、公的医療保険メディケアを通じたサービスの導入にも取り組んでいるという。
米農務省のデータで、SNAPの受給者数は今年6月時点で4100万人とされており、米国最大の食費支援プログラムとなっている。
農務省は2019年、ニューヨーク州で試験的なプログラムを開始したのを皮切りに、全米50州でSNAP受給者がオンラインで食料品を購入できるようにした。ウォルマートとアマゾンはパイロットプログラムの一環としてUSDAと提携し、インスタカートもその後、SNAP受給者へのサービスを開始した。
ウーバーイーツはまた、買い物プロセスを迅速化するため、宅配サービスを利用する顧客向けの人工知能(AI)チャットボットを今年後半に立ち上げると述べている。
(forbes.com 原文)