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2023.09.19 15:30

ネットフリックスの共同創業者が1億ドルでスキー場を買収

ネットフリックスの共同創業者のリード・ヘイスティングス(Getty Images)

ネットフリックスの共同創業者のリード・ヘイスティングスが、米国最大規模のスキーリゾートとして知られるユタ州のパウダーマウンテンに1億ドル(約147億円)を投資した。1月にネットフリックスのCEOを退任した彼は、4月に同リゾートの少数株主となり、新たな投資で支配株主となったことを9月6日に発表した。

パウダーマウンテンは、スキー可能な面積で北米最大のスキーリゾートとされている。ユタ州の北部に位置するこのリゾートは、広大な敷地に54のトレイルや、9基のリフト、2つのテレインパークを備えており、ソルトレイクシティ国際空港から約1時間とアクセスも良好だ。

以前のオーナーは、2013年にこのリゾートを4000万ドルで買収し、富裕層向けの環境に優しいスキーリゾートを建設しようとした。その計画には、500戸の住宅の建設や医療や教育関連の施設が含まれていたが、さまざまな課題に直面した結果、すでにこの土地に家を所有していたヘイスティングスが、新たなビジョンとともに乗り込んできた形だ。

 「これは、私たちが考える究極のスキー体験への投資だ。妻のパティと私はこの場所が大好きで、コミュニティを愛している。アクセスも良好なこのリゾートのインフラを強化し、最高のパウダースノーをアピールしていきたい」とヘイスティングスは述べている。

彼は、この投資がすぐに効果を発揮することを期待しており、ゲレンデの面積の拡大やあらゆるレベルのスキーヤーの期待に応えるための改良を加えると述べている。

12月にはリゾートの新たなアクティビティハブが開設され、地球に優しい電動スノーモービルを用いたアクティビティでは、ガイドつきのツアーが楽しめるという。

ここ最近のスキー場のリフト券の価格は、100ドルを超えるのが当たり前だが、パウダーマウンテンでは19ドルという求めやすい価格でナイターリフト券が提供されるという。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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