Forbes career とは Forbes CAREERは、企業や団体のコンテンツマーケティングを行うForbes JAPANの企画広告です。

2023.10.16

人起点の変革を提供し続けるためにD&Iを推進する──多様な想いを掛け合わせ、新しい価値創出へ

左より 西田武志 上席執行役員Partner/CPDR(Consumer Products, Distribution & Retail Services)Practice Leader、
山本さき Manager/MEC(Manufacturing, Engineering & Construction)Practice

※Practice:専門領域(業界・ビジネステーマ・技術)ごとに組成されるプロフェッショナルチーム

Ridgelinezの採用情報をみる


個々の多様性を認め合い受け入れ、尊重し活かしていくD&I(ダイバーシティ & インクルージョン)は、企業の持続的な成長に必要不可欠なものとして、多くの企業がその活動に取り組んでいる。お客様の変革を戦略から実行まで支援する富士通グループの総合プロフェッショナルファームであるRidgelinezも創立当初からD&Iに取り組んできた。

同社のCPDR(Consumer Products, Distribution & Retail Services)Practiceでビジネスをリードしながら、同時にD&I活動のスポンサーも務める 上席執行役員Partnerの西田武志と、プライベートも充実させながら現場で活躍するMEC(Manufacturing, Engineering & Construction)Practiceの山本さきManagerに話を聞いた。

アンコンシャス・バイアスへの気づきが行動のきっかけに

D&Iを企業の成長に欠かせない重要な経営戦略と位置づけ、全社活動としてD&Iに取り組み続けているRidgelinez。西田は自ら手を挙げてD&I活動のスポンサーに就いたのだが、その背景には彼自身の苦い経験があった。

「Ridgelinezの創立当初に、ある女性社員から周囲の男性社員の言葉や意識に関する相談を受けました。そこで、複数の女性社員を講師として招き、男性社員も入れたメンバー数人で勉強会を開きました。女性社員は心の内を語ってくれて、私を含む男性社員はその声に耳を傾けました。そのときに、『自分たちが良かれと思って言っていたことだったとしても、女性にとっては嬉しくない言葉がある。自分たちには、アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み・偏見)がある』ということに気が付いたのです。勇気を持って話してくれた女性社員には心から感謝をしたのと同時に、『これはまずいぞ』と思いました。良かれと思って行っていた言動が、相手を傷つけてしまう可能性があるなんて。すぐさま今までの自分の言動を振り返りました。更に、『これから、自分のアンコンシャス・バイアスに気付くにはどうしたらよいのか』を考え始めました」(西田)

そんな折、今井代表取締役CEOが D&Iの活動メンバーを有志で募る発信を全社向けに行った。自身のアンコンシャス・バイアスに対して問題意識を感じていた西田は迷うことなくD&I活動のスポンサーに立候補し、現在までその任に就いている。

Ridgelinezの採用情報をみる西田武志 上席執行役員Partner/CPDR(Consumer Products, Distribution & Retail Services)Practice Leader・D&Iスポンサー

有志メンバーによるワーキンググループを支える「D&I推進室」とCDIOの存在

RidgelinezのD&I活動において重要な役割を担うのが5つのワーキンググループ(以下、WG)だ。社内の各部門から約60名の有志メンバーが集い、ネットワーキングチーム、トレーニングチーム、制度チーム、プロモーションチーム、ワークスタイルデザインチームに分かれ、各人がオーナーシップを持って様々な活動を行っている。業務以外で従業員同士がつながるリアルコミュニケーションイベント「D&I Café」や、Ridgelinezで働く仲間を知るオンライン配信イベント「RidgeLIVE」、アンコンシャス・バイアスやセクシャルマイノリティをテーマとした研修コンテンツの自主制作など、活動内容は多岐にわたる。

さらに、3名のD&I推進室メンバーとCDIO(Chief Diversity & Inclusion Officer)の存在がRidgelinezのWGの活動を支えている。4名から成るD&I推進室は、CEO直属の組織として5つのWG活動を支援しながら、社外にも活動を広げ、業界を超えた推進活動を積極的に行っている。CDIOの関優子は、多くのメディアやイベントなどでD&Iの重要性を発信するとともに、働く女性のロールモデルとなっている。RidgelinezのD&I活動が開始された時、有志メンバーは25名であったが、その想いの火種は絶えることなく、3年の時を経て60名まで拡大。メンバーひとりひとりの熱い想いは、徐々に広がりをみせながら、今も燃え続けている。

「新しい価値を提供し、お客様に感動していただくためには、社員ひとりひとりがそれぞれの個性、強みを最大限に発揮しなければなりません。そこで求められるのが、自由闊達に意見交換ができる環境や空気感であり、健全なコンフリクトを乗り越えていく心理的安全性の高い組織です。また社員の多様性がより多くの視点や発想をもたらすことによって、新しい価値の創出につながり、ビジネスチャンスも広がるでしょう。変わりゆく世の中に対応しながらも、変わらない人の本質をとらえイノベーションを起こすことが私たちの使命であり、『人』起点の変革を提供し続けるためにD&Iに取り組み続けています」(西田)

D&Iを推進してきた成果は、すでに表れ始めている。

「採用面談の際に入社に関して不安を感じている方に、RidgelinezのD&I活動についてお伝えしたことがあるのですが、それがきっかけとなり安心して入社を決めてくれたことがありました。また、Ridgelinezはクライアントの要望に十分に応えるために、部署という考え方ではなく、社員が特化したい領域(Practice)を自ら選べる『Practice制』になっています。異なる専門性をもった複数のPracticeメンバーが協働してプロジェクトを進めることができるのは、Ridgelinezのビジネス上の強みでもあります。1つのプロジェクトに複数のPracticeメンバーが関わるため、時には衝突が起こることもあります。その際に重要なことが、D&IのCredo(クレド=行動指針) 『Accept & Respect for Synergy』です。社員が共通の価値観を持つことで、異なるPracticeのメンバー同士でもコミュニケーションが図りやすくなり、多様な視点を取り入れながらプロジェクトでの協働がスムーズに進められるのです」(西田)

仕事と私生活出産・育児の両立もポジティブに受け入れる

働く女性のロールモデルとなり得るのは、CDIOだけに限らない。MEC(Manufacturing, Engineering & Construction)Practiceの山本さきManagerも、そうした存在の1人だ。山本は、大学、大学院でデザインとビジネスを学ぶなか、「生活者起点でモノ・コトを創造する支援をしたい」「日本企業の持つ技術への想いを国内および海外に発信したい」と思い定めて、富士通総研に新卒入社した。富士通総研ではデジタルマーケティングを専門とするチームに所属し、インフラ系やサービス業の企業をクライアントとして、顧客体験の価値向上を目指す企画の立案から実行支援までを担当。Ridgelinezには、2020年の創立と同時に参画し、製造業のプロジェクトに従事している。

Ridgelinezの採用情報をみる山本さきManager/MEC(Manufacturing, Engineering & Construction)Practice

「日本の製造業を元気にし、世の中に新しい価値を創造することが、私のライフワークの1つだと考えています。RidgelinezではMEC Practiceで製造業のお客さま中心に顧客接点の改革や新規サービスの企画支援や人材開発支援などに携わっています」(山本)

山本は、複数のPracticeが連携してチームを組んだプロジェクトでリーダーを務めた際、西田が率いる流通・リテイル関連を扱うCPDR(Consumer Products, Distribution & Retail Services)とも連携した。そのときの仕事ぶりについて西田はこうコメントする。

「プロジェクトの内容は、ある製造業のお客様のクロスインダストリアルな新規ビジネスで、テーマは社会貢献でした。プロジェクトのメンバーは6人。わずか2カ月間でデスクトップリサーチをし、仮説を立て、ビジネスプランをつくり、お客様と議論しながら解像度を上げていくという仕事でした。そこで、山本さんは、リーダーとしてメンバーとコミュニケーションを丁寧に図り、仕事の質、作業負荷などを管理、差配してくれたのです。礼節と感謝を常に持ち続けメンバーをけん引し、お客様に向き合う山本さんの姿勢は、まさに多彩な個性と豊かな才能、柔軟な発想力によって『変わり続ける未来』を創造するというRidgelinezの企業理念を体現していました」(西田)

西田を含め、周囲からその仕事ぶりを高く評価される山本だが、仕事だけでなく、プライベートとの調和を大切にし、ワークライフハーモニーも、見事に実現している。

「コロナによる働き方の変化と同時期での結婚を機に、都心から都下に引っ越し、テレワークを中心に業務に取り組んでいます。Ridgelinezでは、リモートワークでの働き方が浸透しており、場所を問わず、自身が生活しやすい環境を選べるため、働きやすいと感じています。一方で、新入社員やキャリア入社者の中には、リモートワークだけでは不安に感じる人もいると感じます。そのため、プロジェクトメンバーとはプロジェクト開始時に働き方に対する考え方を話し合い、場合によって週何回かは会社やサテライトオフィスにて対面でコミュニケーションをとる工夫をしています」(山本)

山本は、Ridgelinezとともに、将来の展望を描く。

「諸外国に押され気味になっている製造業の強さを取り戻し、変化の激しい社会において企業として価値を創造し続けるには、様々な変革が必要です。そのため、今後もコンサルタントとして変革に伴走し続けたいと考えています。将来、プライベートの面ではライフイベントの変化の可能性もありますが、全社一丸となってD&Iを推進するRidgelinezでなら、その両立をポジティブに受け入れてもらえるので、何も諦めることなく人生の充実が図れると感じています」(山本)

「多様な想い」が価値を生み出す源泉になる

共に働くメンバーが幸せに働けるように、「違い」「多様性」を受け入れることで「安心」を醸成し、認め合うことで「学び」を未来へつなげるという、D&Iクレド『Accept & Respect for Synergy』。その「多様な想い」こそがRidgelinezの価値を生み出す源泉だ。

多様性を個性の集まりと捉えるなら、今、Ridgelinezで働いている当人たちは、どんな「個性」を求めているのだろうか。

「私は、自分の意見をはっきり言える人と一緒に働きたいですね。もちろん、その意見は、いろいろあっていいと思います。そのためにも、今、Ridgelinezにいる私たちが、意見を表明しやすい環境をつくっていきたいです」(山本)

「たとえ未来が不確実であっても、ポジティブに『今』と向き合える人。険しい道のりであっても、これまでの延長線上にはない、誰も見たことがない景色を一緒に生み出していきたい。Ridgelinezはまだまだ道半ばの会社です。会社をつくっていくことに興味があって苦労をいとわない人、自己の成長に貪欲な人、そんな人に、たくさん集まってきてほしい」(西田)

「人」起点の変革を提供し続けるため、D&Iを重要な経営戦略として位置づけているRidgelinez。
異なる考えや視点を持つ多様なメンバーと協働するインクルーシブなカルチャーを目指し、「違い」を力に変えることで変革を創り出す。

RidgelinezのD&I活動は、誰もが自分らしく輝く土壌を生み出し、その中で、ひとりひとりの熱意は今日も絶えず輝き続けている。

Ridgelinezの採用情報をみる

Promoted by Ridgelinez | text by Ryuji Muratsugi(AGITO) | photographs by Munehiro Hoashi(AVGVST) | edited by Masako Kihara(HIGHKICKS)

ForbesBrandVoice