国内

2023.09.18

味噌汁で完全栄養食を追求、日本人ソウルフードの底力

プレスリリースより

栄養学のテクノロジーを活用し、味噌の機能性を通じて食の予防医療を目指すフードテック企業がある。日本人が毎日食べても飽きない味噌汁に着目し、完全栄養食としての次世代型味噌汁の開発販売を行うMISOVATION(ミソベイション)だ。

MISOVATIONの代表取締役で栄養士の斉藤悠斗氏は、祖父の介護を通じて食と健康を考えるようになり、40種類の栄養素を含む発酵食品、味噌の可能性に着目して同社を創業した。日本には1200もの味噌蔵があるが認知度は低く、味噌産業が衰退傾向にあるという。MISOVATIONは、日本各地の味噌蔵と協力してさまざまな味噌を全国に伝えつつ、その多様性を楽しみながら味噌汁で自分に足りない栄養素を摂る「味噌汁体験」のアップデートを目指している。

15種類の具材が入った完全栄養の味噌汁「MISOVATION」は、現在、北野エース東武船橋店やAKOMEYA TOKYOなどの一部店舗で販売されているが、同社のオンラインショップからサブスクリプションでも味わえる。瞬間冷凍で届けられ、毎月異なる種類の味噌が楽しめるとのことだ。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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