パデュー大学のムング・チェン学長は、上位にランキングされたことはパデュー大学にとってさまざまな面でメリットがあると述べた。
「第一に、このランキングは、大学の研究者がエネルギーや製造業から医療機器や医薬品に至るまで、幅広い分野で発見を行なっていることを証明するものです」とチェン氏は語る。「第二に、USPTO(米国特許商標庁)が特許を発行するのは、新規かつ有用な技術革新に限られます。パデューの研究者たちは、これまでにない発見をし、人々の生活に役立つ目的を持っているということです。第三に、このランキングは、パデュー大学が、発見を最終目的地ではなく、第一歩とする文化を発展させてきたことを証明しています。産業界のパートナーや起業家は、イノベーションを市場に送り出すためのパデューのリソースをよくご存じです」
ピッツバーグ大学のイノベーション・起業家担当副学長であり、ピッツ医科大学の商用化担当副学部長であるエヴァン・ファーチャーは、大学の新しいリリースの中で次のように述べている。「知的財産の保護を得ることは大きな成果ですが、世の中に影響を及ぼす旅路の中での一歩に過ぎません。私たちは、より多くのピットのイノベーターが、イノベーション&アントレプレナーシップ・オフィス(OIE)とそのパートナーを通じて提供される拡大するリソースや資金を活用し、大学全体や産業界、その他の外部組織と協力しながら、商用化の努力に携わっていることをうれしく思っています」
またアリゾナ州立大学(ASU)「ナレッジ・エンタープライズ」のエグゼクティブバイスプレジデントであるサリー・C・モートンは、次のようにコメントしている。「ASUの8位というすばらしいランキングは、本学の教授陣の革新的な精神と、知識と発見への揺るぎない献身を強調しています。私たちは、イノベーションを推進し、米国の発明の伝統を守る役割を担っていることに誇りを持っています。研究を現実の解決策に変えることこそ、私たちがインスパイアされ、そのために組織されている目標なのです」
(forbes.com 原文)