クラフトバンク
調達額:14億2000万円調達先:Angel Bridge / Doll Capital Management / デライト・ベンチャーズ / 三菱UFJキャピタル / 城下純一/ 三菱UFJ銀行 / 日本政策金融公庫
建設工事受発注プラットフォーム「CraftBank(クラフトバンク)」を提供するスタートアップ。
「CraftBank」は、日本最大級の工事会社施工力データベースを活用し、工事会社の紹介やマッチングが簡単にできるサービスだ。
工事会社の施工力データベースは、建設会社が工事案件の受発注を判断する場面において必要不可欠なものだ。
同サービスでは、対応可能な工事内容など技術に関するものだけでなく、それぞれの主要取引先や売上、希望人工単価までも網羅しており、独自かつ日本最大級のデータを蓄積している。
これにより、工事会社のスキルが可視化され、適切な手配による効率的な受発注の仕組みを実現している。
2021年6月時点で登録社数は23000社を突破した。
2023年9月には、シリーズAラウンドにて、Angel Bridge、DCMベンチャーズ、Delight Ventures、三菱UFJキャピタル、城下純一氏、三菱UFJ銀行、日本政策金融公庫を引受先とした第三者割当増資及び融資により、総額14億2000万円の資金調達を実施した。
今回の調達した資金を活用し、クラフトバンク事業の価値をより多くの工事会社に届けるべく、職人に密着したプロダクト開発、工事会社の成長を支援する経営DXコンサルティング、セールス・マーケティングへの投資を強化していく予定だ。
モニクル
調達額:13億円調達先:ジャフコグループ(リード) / ロッテベンチャーズ・ジャパン / 中国電力 / グローブアドバイザーズベンチャーズLLP / みずほキャピタル / 静岡銀行 / りそな銀行 / みずほ銀行 / 商工組合中央金庫
備考:シリーズBラウンド
資産運用コンサルティングサービス「マネイロ」や、金融情報のトレンドメディアサイト「LIMO」を提供する子会社の経営企画・統括を行うスタートアップ。
同社は金融サービスを運営する子会社を通じて、決済や送金などの金融における単機能を提供するFinTech企業に留まらず、“金融サービステック企業”となることを目指している。
金融面におけるテクノロジーの活用と人の手による支援を組み合わせることで、金融機能のDXだけでなく、すべての人がお金についてのより良い意思決定ができる環境を作ることを目標に掲げる。
2023年9月には、シリーズBラウンドにおいて、ジャフコグループをリードインベスターとして、ロッテベンチャーズ・ジャパン、中国電力、グローブアドバイザーズベンチャーズLLP、みずほキャピタル等を引受先とした第三者割当増資および、静岡銀行、りそな銀行、みずほ銀行、商工組合中央金庫からの借入により、シリーズBラウンドで総額約13億円の資金調達を実施した。
今回の調達を通じて、誰もがお金に関する正しい意思決定ができる社会づくりに貢献していく方針だ。